Windows 8.1 ⁄ 8 ⁄ 7 ⁄ Vista……OSってなに?(2/2)

OSはWindowsだけじゃない

OSとして有名なのはWindowsだと思います。ですが、実は他にもいろいろ種類があります。例えば、Macintosh(マッキントッシュ)パソコンに入っているOSは、Mac OS(マック・オーエス)です。その他、学術機関を中心に広く普及しているLinux(リナックス)、FTPサーバなどで利用されているSolaris(ソラリス)、家電製品や自動車、携帯電話などに使われているTron(トロン)などといったOSもあります。

家電量販店などで見かけるパソコンのOSは、MacintoshならMac OS、それ以外はWindowsと考えておいてもいいでしょう。さらにOSによって、操作性にも違いがあります。例えば、Windows 8.1にあるスタート画面はMac OSには見当たりません。このように、今までWindowsを使っていた人が、Mac OS搭載のパソコンを使うと、操作の違いに戸惑うことも多いはずです。購入するときには気をつけましょう。

Windows 8.1
「スタート画面」と「デスクトップ画面」が用意されています。マウスだけでなく、タッチパネルでも操作しやすいような画面となっています。

Mac OS
シンプルな画面構成になっています。アイコンなど、視覚的にわかりやすく、直感的に操作しやすい画面となっています。
※画面はMac OS X 10.7.5 です

自分のOSを確認しよう

アプリケーションソフトはOS上で動作するソフトウェアです。そのため、使用しているOSに対応したものでなければ動作が保障されません。それぞれ記載されている動作環境に、対応するOSが明記されているので、必ず確認するようにしましょう。また、OSのバージョンによっても対応の可否があるので、気をつけましょう。

自分のパソコンのOSのバージョンは、コントロールパネルの[システム]で確認することができます。[システム]画面は、スタートボタンを右クリックして[コントロールパネル]を選択し、[システムとセキュリティ]の[システム]を選択するか、Windowsのロゴが入った[Windows キー]を押しながら[Pause/Break キー]を押すことで表示することができます。

Windowsのエディションは、「システム」画面で確認することができます。

スマホやタブレットにもOSがある

パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットにもOSがあります。Android OSやiOSが一般的です。この他に、Windows Phone OSもあります。iPhoneやiPadはiOSですが、それ以外はほとんどがAndroid OSだと言ってもいいでしょう。パソコンと同じように、OSによって使用できるアプリ・周辺機器などがあり、必ず対応OSが明記されています。

Android OSの画面。アプリはアイコンで表示されており、タップすれば起動できます。

まとめ

OSは、本来とても難しいパソコンの操作を、非常にわかりやすくしてくれています。また、ハードディスクへの保存や使用中のアプリのメモリ管理など、パソコンを活用するための基盤となっています。自分が使用しているOSが何かを知っておかないと、アプリが対応しているかどうか、周辺機器を使うときも対応するドライバーがどれなのかなど、いろいろと支障が出てくることがあります。パソコンを使用する上で必要となる情報なので、一度きちんと確認しておきましょう。

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