あなたのパソコンはファイアウォールに守られている?(2/2)

信頼できるプログラムは個別に許可する

ファイアウォールは、疑いのあるデータの送受信をブロックします。しかし、時には必要なデータの送受信をもブロックしてしまうことがあり、その場合はアプリケーションが正常に動作しないなどの事象が発生します。これを回避するために、そのアプリケーションを「信頼できるプログラム」として登録しておくことで、そのプログラムが行うデータの送受信に関しては、ブロックしないよう設定することができます。

以下で紹介するのは、Windows 8.1でWindows ファイアウォールの設定を変更する手順です。セキュリティソフトをお使いの方は、各ソフトに応じた操作で、信頼できるプログラムの追加や確認をしてみてください。

スタートボタンを右クリックし、[コントロールパネル]を選択します。

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[システムとセキュリティ]をクリックします。

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[Windows ファイアウォール]をクリックします。

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[Windows ファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可]をクリックします。

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[許可されたアプリおよび機能]の一覧が表示されます。[設定の変更]をクリックします。

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許可したいアプリの左側にあるチェックボックスをオンにし、通信を許可するネットワークの場所を選択し、[OK]をクリックします。

ファイアウォールはWindowsだけじゃない

Windowsにはファイアウォールが搭載されていますが、セキュリティ対策ソフトなどにも、独自のファイアウォールがついていル場合があります。複数のファイアウォールを同時に有効にしてしまうと、混乱が起き、ネット通信ができなくなる場合もあります。

セキュリティソフトのファイアウォールを有効にする場合は、Windows ファイアウォールを無効にする必要があります(セキュリティソフト上に組み込まれているプログラムが自動で無効にする場合もあります)。Windows ファイアウォールを無効にする方法については、こちらのQ&Aをご確認ください。

まとめ

自分のパソコンを守るためには、ファイアウォールが不可欠です。安全な環境でパソコンを使用できるよう、きちんと有効になっているかどうか確認しておきましょう。使っているプログラムによって、設定を変更しておくことも大切です。

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