パソコンにも「ハード」と「ソフト」があるの？（2/2）

ソフトウェアはパソコンを活用するためのプログラム

パソコンはハードウェアだけでは使うことができません。「コンピューターソフトなければただの箱」との言葉もあるほどです。ソフトウェアには大きく分けて、基本ソフト（OS）とアプリケーションソフトの2種類があります。それぞれについて見てみましょう。

基本ソフト（OS）

すべてのパソコンの中には、基本ソフト（OS）が入っています。OSは、ユーザーが入力した情報をプログラムに伝えたり、アプリケーションソフトが動作するための基本環境を提供したりしています。一般的には、OSがなければパソコンを使うことはできません。OSの種類にはWindows、Mac OSやLinuxなどがあります。

アプリケーションソフト

アプリケーションソフトは、目的に応じて利用するソフトウェアで、さまざまな種類があります。

例えば、ホームページを見るためのアプリケーションソフトは「Webブラウザ－」といいます。「Internet Explorer」をお使いの方が多いのではないでしょうか。また、メールを送受信するためのアプリケーションソフトには「Outlook」や、「Windows Live メール」などがあります。

そして、パソコンを仕事で使う上で欠かせないソフトが「Office」です。ワープロソフトのWordや、表計算ソフトのExcel、プレゼンテーションソフトのPowerPointなどがあります。

もちろんそれ以外にも、年賀状ソフトやゲームソフトなど、さまざまなアプリケーションソフトがあり、必要に応じて追加することができます。

FMVに入っているアプリケーションソフト

パソコンを買ってすぐ、便利に使えるように、FMVには最初からさまざまなアプリケーションソフト「My Cloud アプリ」が入っています。パソコンやホームネットワーク機器に保存されている、写真や音楽、動画などを一括管理する「My Cloud プレイ」や、家電機器の状態と消費電力量を管理できる「My Cloud エコDX」など、いずれも便利なアプリです。

My Cloud アプリの詳細を確認できます。

Windows 8.1のWindows ストアアプリ

パソコンには、店頭で購入したり、インターネットでダウンロードしたりしたソフトウェアをインストールして使うことができます。こうした、これまでのアプリケーションソフトのことを「デスクトップアプリ」と呼ぶことがあります。

それに対して、Windows 8.1では、「Windows ストア」で提供されている「Windows ストアアプリ」があります。Windows 8以降で使用可能なアプリで、スタート画面のタイルメニューから起動して使います。いずれも、タッチ操作で使いやすいように、ボタンのサイズを大きくするなど、工夫されていることが特徴です。