
考えていますか?スマートフォンを紛失してしまったときのこと(2/2)
万が一、なくしてしまったらどうする?
万が一なくしてしまったら、すぐに対処をしましょう。まずは、アプリを使ってスマートフォンを探します。場合によっては、データを消去する覚悟も必要です。続いて、携帯電話会社に連絡して、サービス停止などの手続きを行いましょう。そして、拾得物として届けがあるかもしれないので、最寄りの交番などから警察にも届けておきましょう。
【ステップ1】 アプリ「Androidデバイスマネージャー」で探す
まずは、先のページでご紹介したアプリ「Androidデバイスマネージャー」でスマートフォンを探してみましょう。意外に身近な場所にあるかもしれません。また、地図でおおよその位置を確認すれば、最近立ち寄ったお店の人や友達などに連絡して、見つけてもらえる可能性もあります。ここではパソコンから探す手順を解説していますが、他のスマートフォンやタブレットから探すこともできます。
ただし、アプリを使って探すことができるのはスマートフォンが電波の届く場所にあって、電源が入っているときだけです。電波が届かない場所にあったり、バッテリーが切れていたりする場合は、見つけることはできません。
「Android デバイスマネージャー」のページにアクセスし、Googleアカウントを使って、ログインします。スマートフォンに入力したときと同じアカウントを使用します。

スマートフォンの検索が実行されて、地図上に場所が表示されます。

意外に近くにあるようなら、「着信音を鳴らす」をクリックしてみましょう。近くで着信音が鳴って、見つけられるかもしれません。
もし、すぐに取りに行くことが無理そうで、誰かに拾われてしまう可能性があるなら、個人情報が盗まれる前に、「消去」する手段もあります。この場合、端末内のデータは失われてしまいます。
【ステップ2】 携帯電話会社に相談してみよう
主要携帯電話会社も、なくしたスマートフォンを探すサービスを提供しています。また、緊急時には、勝手に通話などで利用されないように、利用を中断することもできます。サービスの内容や利用方法はそれぞれ違うので、リンク先でご確認ください。事前の設定が必要なサービスもあるので、ぜひ一度確認しておきましょう。
- NTTドコモのページ
盗難・紛失したときは - auのページ
盗難・紛失でお困りのとき - ソフトバンクのページ
盗難・紛失にあったとき
【ステップ3】 最寄りの警察に届け出よう
アプリを使ったり、携帯電話会社のサービスを利用したりして、スマートフォンを探せるのは、電源が入っている時間内に限られます。バッテリーが切れてしまえば、探すことはできません。見つけられない場合には、最寄りの警察に「遺失物」として届け出ましょう。すでに誰かから拾得物として届けられているかもしれません。あるいは、届けを出した後に、親切な人が拾って届けてくれるかもしれません。
まとめ
どれだけ気をつけていても、スマートフォンをなくしたり、盗まれてしまったりすることもありえます。何が起きるかわからないからこそ、対策が必要です。なくして慌てないように、まずは事前の防止策を行っておくこと。そして万が一のときでも焦らず対応ができるように、事後の対応方法をしっかり確認しておきましょう。
