Edgeブラウザーを使いこなす5つのワザ
インターネットのWebページ(ホームページ)を見るときに使うのが、「ブラウザー」アプリです。現在、Windowsに標準搭載されているブラウザーは、「Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)」(以下、Edge)です。これまで使っていた「Internet Explorer」から乗り換えた方、現在は他のブラウザーを使ってる方、すでにEdgeを使っているけど、もっと便利な機能を知りたい方に向けて、今回はオススメの5つのワザをご紹介します。
公開日2022年8月31日
掲載内容は公開当時のものであり、最新情報と異なる場合があります。
操作方法や画面例などは、公開時のものです。アップデートなどにより、動作や画面が異なる場合がありますので、ご了承ください。
Edgeの便利機能を知って使いこなそう
Windows 10までのパソコンに標準搭載されてきたInternet Explorerは、2022年6月15日にサポートが終了しました。現在、Windowsに標準搭載されているブラウザーは、Edgeです。
Edgeには、よくみるページを「ピン留め」する機能や、タブの名前を見やすく表示する「垂直タブバー」、知りたい情報をすばやく検索する「サイドバー」、情報を分類して集める「コレクション」など、数多くの便利な機能が搭載されています。ぜひとも活用して、インターネットの利用を楽しみましょう。
1 よく見るページのタブはピン留めしよう
いくつものWebページを開いて、切り替えながら読むことがあります。さらに、何度も開いて確認したいWebページもあります。そんなときに活用すると便利なのが、「タブのピン留め」です。
ピン留めしたタブは常にアイコン表示され、クリックするだけでWebページを開くことができます。そして、ブラウザーを閉じても、次に開くときに最初から表示されます。方法と使い方を見てみましょう。
Windowsのスタートボタンをクリックし、「Edge」を起動します。
URLを入力したり、検索したりして、利用したいWebページを開きます。
ピン留めしたいWebページのタブを右クリックして、「タブのピン留め」を選択します。
ピン留めしたタブは左端にアイコン表示されます。ピン留めを外したいときには、右クリックして、「タブのピン留めを外す」を選択します。
他のWebページも同じように、タブを右クリックし、「タブのピン留め」を選択すると追加できます。Edgeを閉じても、次回開くときには最初から表示されています。
2 タブを縦表示して切り替えやすくしよう
たくさんのタブを表示すると、どれが目的のWebページのタブか、見つけづらくなることがあります。そんなときは、タブを縦表示してみましょう。画面の左端にタブの名前が一覧表示されるので、すぐに見つけて切り替えることができます。特に画面が横長のパソコンの場合、有効活用できます。
左上の「[タブ操作]メニュー」をクリックし、「垂直タブバーをオンにする」を選択します。
画面の左端にタブの名前が一覧表示されます。「[タブ操作]メニュー」アイコンをクリックして、「垂直タブバーをオフにする」を選択すると、元の表示に戻ります。
3 知りたい情報をすばやく検索しよう
Webページを読んでいて、知らない言葉やもっと知りたい言葉が出てくるとすぐに調べたいと思うことがありますよね。そんなときに便利なのが、サイドバー検索です。言葉を範囲指定して検索すると、サイドバーに結果が表示されます。
調べたい言葉を範囲指定して、「Ctrl + Shift + E」キーを押します。範囲指定した文字を右クリックして「サイドバーで “○○”を検索する」を選択する方法もあります。
サイドバーが表示されて、検索結果が表示されます。知りたい情報をすぐに調べることができます。
4 便利な情報は分類して集めよう
「パソコンの役立ち情報」「料理のレシピ」「旅行の情報」など、気になる情報を見つけたら、「コレクション」を使い、集めた情報を分類して保存しておきましょう。簡単に登録できて、画像のイメージも表示されます。後で見返したり、調べ直したりするときに、すぐに表示して確認することができます。
気になる情報を見つけたら、「コレクション」に分類して保存しておくと、後で、すぐに表示することができます。
右上の「」アイコンをクリックし、「コレクション」を選択します。
「新しいコレクションを作成」をクリックします。
コレクション名を入力し、「保存」をクリックします。
追加されたコレクションをクリックします。
コレクションに追加したいWebページを開いたら、「+現在のページを追加」をクリックします。
他のWebページも同じように追加していきます。
コレクションを分類して保存しておけば、知りたい情報にすぐにアクセスできます。
5 Webページに説明を書き込んで残そう
Webページの中でも特に注目したい箇所があるときには、文字や図形を書き込んで、保存しておくことができます。元のWebページが変わったりなくなったりしても、自分のパソコンに保存されているので、自分で見返したり、友達や家族に情報を伝えたりしたいときに、活用することができます。
気になる情報を表示したら、右上の「」アイコンをクリックして、「Webキャプチャ」を選択します。
指定したエリアだけ、あるいはページ全体を保存することができます。ここでは、「エリアをキャプチャする」を選びます。
ドラッグしてエリアを指定したら、「キャプチャをマークアップ」を選択します。
「手描き」で大切なところを強調したり、コメントを書き込みます。
ペンの色や太さは変更することができます。
書き込みができたら、「保存」アイコンをクリックして、保存しておきましょう。「ダウンロード」フォルダに、jpegファイルとして保存されます。
まとめ
Edgeの便利機能を活用すれば、情報を整理したり、すばやくアクセスしたりできるようになります。今回ご紹介した5つのワザ以外にも、さまざまな便利機能があるので、少しずつ覚えながら、さらに使いこなせるようになっていきましょう。
こんなサポートもあります
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