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本ページは、Windows 10を使用して説明しています。その他のOSでは一部手順が異なる場合があります。

普段作成する文章には、何度も何度も入力する単語がありますよね。

例えば、自分の名前や勤めている会社の名前などは、入力する機会が多いのではないでしょうか。そこで、そのような頻繁に入力する単語をIMEの辞書に登録して、文章入力の効率をアップさせましょう。

オリジナルの辞書を作成しよう

まずは、「辞書ツール」を開きます。

「あ」または「A」と表示されている部分を右クリックします。

次へ

メニューから「ユーザー辞書ツール」をクリックします。

次へ

単語の登録ボタン(赤枠部分)をクリックします。

次へ

「単語の登録」画面が開きました。なお、この画面は2番目の画面で「単語の登録」を選択した場合も表示されます。

単語を登録してみよう

「単語/用例の登録」の画面イメージ

  1. 1読み:変換する前の単語の読み(ひらがな)を入力します。
  2. 2語句:変換した後に表示される単語を入力します。
  3. 3品詞:「語句」に対する品詞を選択します。
  4. 4ユーザーコメント:「語句」の説明を必要に応じて入力します。(入力しなくてもOKです。)

以上の入力が終わったら、[登録]をクリックします。これで辞書登録は完了です。

どのような単語を登録すると効果的なのでしょうか?いくつか例を挙げてみましょう。

会社名を登録

「富士通株式会社」と入力をしたいとき、毎回「ふじつうかぶしきがいしゃ」と入力するのは長くて少々大変です。

そこで、IMEの辞書が登場! 「ふじ」と入力すると「富士通株式会社」と変換できるように単語を登録します。これで、長く入力する必要もなくなり、入力の効率もアップします。

「富士通株式会社」を「ふじ」の読みで登録している画面イメージ

「富士通株式会社」を「ふじ」の読みで登録します。

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「ふじ」と入力して、[スペース]キーを押し、「富士通株式会社」に変換している画面イメージ

「ふじ」と入力して、[スペース]キーを押すと、「富士通株式会社」に変換できます。

顔文字を登録

最近は、とてもバリエーションに富んだ顔文字を目にすることが多いですね。

そんな顔文字をIMEの辞書に登録すると、楽しい顔文字へすぐに変換できます。例えば「かお」に「(=゜ω゜)ノ」を登録すると、次からは、「かお」と入力するだけで変換できます。

「( ̄▽ ̄)V いえーい!」を「かお」の読みで登録している画面イメージ

「(=゜ω゜)ノ」を「かお」の読みで登録します。

次へ

「かお」と入力して、[スペース]キーを押し、「( ̄▽ ̄)V いえーい!」に変換している画面イメージ

「かお」と入力して、[スペース]キーを押すと、「(=゜ω゜)ノ」に変換できます。

よく使う単語を登録してもっと使いやすく

よく使う単語をどんどん追加していくことで、使い勝手の良いオリジナル辞書ができあがります。入力の効率もアップして、メールや書類の作成がもっと楽しくなることでしょう。