かしこい漢字変換をするには!
本ページは、Windows 10を使用して説明しています。その他のOSでは一部手順が異なる場合があります。
「今日花屋でバラを買った」と入力するつもりだったのに、「今日は納屋でバラを買った」と変換されることがあります。また、「聞く」と「効く」を間違えるなど、誤った変換に後で気づくこともありますよね。
文節区切りの修正や再変換の方法をマスターしておきましょう。漢字変換がさらにスムーズになります。
文節の区切りを変更するには?
文節は、文章の小さな区切りです。「きょうはなやでばらをかった」は、「きょう/はなやで/ばらを/かった」のように区切られます。ところが、「きょうは/なやで/ばらを/かった」のように区切ると、別の変換結果になります。以下の方法で、文節区切りを修正してみましょう。
変換候補を選択し直す
「きょうはなやでばらをかった」と入力して[スペース]キーを押して変換します。
※IMEの機能で入力時に予測候補が出ています。
本来の意図とはちがい、「今日は」で文節が区切られてしまったため、不自然な文章になってしまいました。
もう一度[スペース]キーを押して、変換候補一覧を表示させます。この場合、「3 今日は」をクリックすると文節の区切りが「今日」に変わって、「は納屋で」は「花屋で」に変換されます。
(注)表示される変換候補は、使用されているIMEの学習状況によって異なる場合があります。
[Shift]キーを使って文節の区切りを変更する
「きょうはなやでばらをかった」が「今日は納屋でバラを買った」に変換されます。
[Shift]キーを押しながら[←]キーを押すと、文節の区切りが「きょう」になります。
[スペース]キーを押して「今日」に変換します。「は納屋で」は「花屋で」に変換されます。
一度確定した文字を再変換して修正できる
入力し終わった文章を読み返していたら、漢字を間違えているのに気づく、という場合もあります。このような場合は、「間違えた箇所の削除→再入力→変換」という作業をしなくても、簡単に「再変換」して修正できるテクニックがあります。
一度、変換・確定をした後で、「効く」と「聞く」を間違えたのに気づきました。
「効く」の文字を選択して、[スペース]キーのとなりにある[変換]キーを押します。表示された変換候補の中から正しいものを選択します。
(注)再変換の機能は、ソフトウェアによっては、対応していない場合があります。
文節の区切りをマスターして修正作業をスムーズに
思い通りに変換できないときには、文節を区切り直してみてください。また、再変換の方法を覚えておけば、文章の修正作業がスムーズになります。