私たちはホームページを見るときに、複数のホームページを同時に開いておきたいことがあります。ニュースを読みながら気になる関連記事も開いて、でも元のニュースも読み終わってなかったり、友達の日記を読んで、そこで紹介されていたお店のホームページも開いたり……。

このようにして複数のホームページを開くと、Windows XPの「Internet Explorer 6」では多数のウィンドウが開くことになるため、非常にごちゃごちゃして、混乱してしまいがちです。

そこでWindows Vistaに付属する「Internet Explorer 7」は、これを改善しました。たくさんのホームページを開いても、ウィンドウはひとつだけで、各ホームページのタイトルが書かれた「タブ」を切り替えることで、見たいホームページを切り替えられるようになっています。

ちょうど、散らかった書類（ホームページ）をバインダーで閉じて、見出しのラベル（タブ）を付けたような感じで、たくさんのホームページを開いてもスッキリとしたデスクトップのまま、便利に使えるようになります。この「タブ」機能を持ったWebブラウザは「タブブラウザ」と呼ばれることもあります。