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Windows Vista快適活用講座
ユーザーアカウントでプライバシーを守ってパソコンを共有しよう

掲載日:2009年6月24日

「ユーザーアカウントでプライバシーを守ってパソコンを共有しよう」のイメージ画像

パソコンの普及率が高くなったとはいえ、まだまだ家族で1台のパソコンを共有している方も多いでしょう。しかし、この場合思わぬトラブルに見舞われることもあります。今回は、その解決策となるユーザーアカウント機能について紹介します。

家族みんなでパソコンを使いたい!

家族で1台のパソコンを使っていて、「自分のメールを他の人に見られてしまった」「仕事関係のファイルを家族に見せないようにしたい」と思ったことはありませんか? それぞれ専用のパソコンを持てればいいのですが、なかなかそうもいきません。

家族で1台のパソコンを共有して使う場合には、家族1人1人のプライバシーに充分配慮しなければなりません。何も考慮せずにパソコンを普通に使うと、家族みんなで同じ環境を共有することになります。例えば、同じメールソフトを使うことになるので、他の人のメールを読んでしまったり、自分のメールが他の人に読まれてしまったりします。また、フォルダやファイルも利用者にかかわらず見えてしまうので、見られたくないファイルを見られてしまったり、重要なファイルを消されてしまったりすることも考えられます。

プライバシーを侵害しないようにするにはどうすればいいのでしょうか? Windowsには1台のパソコンを共有する場合に便利な機能が用意されています。それが「ユーザーアカウント」機能です。ユーザーアカウント機能により、家族で同じパソコンを使ってもそれぞれの利用者ごとに別の環境で利用できます。

ユーザーアカウントって何?

ユーザーアカウントは、パソコンを利用する利用者(ユーザー)ごとの環境を作るための機能です。家族1人1人にユーザーアカウントを割り当ててパスワードを設定することにより、メールやお気に入りなどが他人に見られなくなり、プライバシーを守ることができるようになります。また、それぞれの利用者ごとに好きな壁紙を使うなど、利用環境をそれぞれ独立したものにすることが可能になり、自分好みの環境でパソコンを快適に利用できます。

他にもWindows Vistaではユーザーアカウントに対して保護者による制限機能を使うことで、インターネットの利用制限や時間制限、ゲームやプログラムの利用許可・禁止などを設定できます。