デジタルカメラで撮った写真をパソコンに取り込んだままにしていませんか?きちんと整理すると、お気に入りの写真をすぐに取り出すことができ便利です。
さらに、せっかく撮ったのに暗い、傾いている、集合写真で誰かが目をつぶっているなど、今まで失敗とあきらめていた写真を修整するマル秘ワザもあります。
今回はパソコンに取り込んだままになっている写真の整理方法と写真の簡単な修整方法をご紹介します。
パソコンへの取り込み方については、下記Q&Aをご参照ください。
公開日2011年4月13日
※ 掲載内容は公開当時のものであり、最新情報と異なる場合があります。
※ Windows Live フォトギャラリーを含むWindows Essentials は2017年1月にマイクロソフト社での提供が終了しました。
マイクロソフトの画像管理、修整ソフトWindows Live フォトギャラリーの機能を使えば、写真に説明書きを付けて分類したり、失敗写真を修整したりすることができます。Windows Live フォトギャラリーは、2010年春モデルから富士通のパソコンに標準でインストールされています。最新のバージョン「Windows Live フォトギャラリー2011」になっていない場合は、Windows Updateを実施することで更新されます。
それ以前のモデルをお使いの方は、下記URLから無料でダウンロードできる「Windows Live Essentials」のソフトのひとつとして、インストールできます。
注)Windows XP版のWindows Live フォトギャラリーは、Windows 7またはWindows Vista版と機能が異なります。「人物タグの一括追加」、「合成写真」の作成、キズや汚れの「修整」機能は利用できませんのでご注意ください。
詳しい動作要件はこちらをご確認ください。
Windows Updateについては、次のQ&Aをご覧ください。
たくさんの写真を保存していると、目的の写真をみつけづらくなります。Windows Live フォトギャラリーで、写真にわかりやすい説明書きを付けておきましょう。人物の顔写真を自動認識して分類する機能も利用できます。整理した写真は後から絞り込んで、簡単に取り出せます。
家族や友人など、人物を被写体にする機会が多いなら、「人物タグ」の機能を利用してみましょう。Windows Live フォトギャラリーが顔写真を自動認識して、同じ人物と思われる写真を分類してくれます。子どもの名前や友人の名前を登録すれば、目的の写真をすぐ取り出せるようになります。
写真には、「説明タグ」という説明書きを付けることができます。例えば、被写体や撮影した場所などの情報を登録できます。登録した文字の情報は、後から検索の対象として利用できます。
撮影した写真の中には、すぐにでも人に見せたいお気に入りの写真、とりあえず保存しておく写真などがあるでしょう。写真には5つ星の評価をつけられます。お気に入りの写真は5つ星、とりあえずとっておくのは3つ星のようにしておけば、後から該当の写真を取り出しやすくなります。
撮影した写真を遠くに住む親戚や友達にも見てもらいたいときには、インターネットの保存スペースSkyDriveを利用してみましょう。Windows Live フォトギャラリーから写真をすばやくアップロードできます。SkyDriveでは、指定した写真を特定の相手だけに公開して見てもらうことができます。
なお、利用するにはあらかじめWindows Liveの無料IDを取得しておく必要があります。メールサービスの「Hotmail」と共通のIDです。登録方法の詳細は、下記日本マイクロソフト株式会社のサイトでご確認いただけます。