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  5. シンプルな画面デザインと高度な機能 Internet Explorer 9はここがスゴイ!(1/2)

注意

Internet Explorer 9 に対応していないWebサイトやアプリケーションでは、表示が崩れたり、一部機能が動作しない場合があります。Internet Explorer 9適用時の留意事項については、次のページをご覧ください。

シンプルデザインで高機能、使いやすくなったInternet Explorer 9

シンプルに変わったデザイン

Internet Explorer 9を起動して驚くのは、まずそのデザインです。ナビゲーションボタン類が整理され、[戻る]・[進む]・[更新]・[中止]といった頻繁に使うものだけに絞られています。右端には[ホーム]・[お気に入り]・[ツール]がアイコンで表示され、[印刷]や[拡大]といった機能は[ツール]ボタンの中に隠されています。メニューバーやコマンドバーは標準状態では表示されず、必要に応じてユーザーが表示することになります。使用頻度の高い機能だけを前面に押し出したシンプルなデザインが特徴です。

Internet Explorer 9の起動画面イメージ

Internet Explorer 9の起動画面。メニューやボタンは最小限のものしか表示されません。

[ホームボタン]がクリックされている画面イメージ

[ホームボタン]は、Internet Explorer 8とほぼ同じ場所にあります。

[お気に入りボタン]がクリックされてメニューが表示されている画面イメージ

[お気に入りボタン]は、画面左側から右側に移動しました。

印刷やファイル、拡大などのボタンが[ツールボタン]内に格納されている画面イメージ

印刷やファイル、拡大などのボタンは[ツールボタン]内に格納されており、必要なときにだけアクセスします。

検索バーとアドレスバーが融合された

Internet Explorer 8まではURLを入力するアドレスバーと、検索ワードを入力する検索バーの二つの欄がありましたがInternet Explorer 9では検索バーがなくなりました。それではどうやって検索するのでしょうか。

Internet Explorer 9では、アドレスバーと検索バーが一つの枠に統合され、検索ワードを入力すれば検索バーとして機能し、URLを入力すれば、アドレスバーとして機能します。

Internet Explorer 8でアドレスバーと検索バーがそれぞれ独立している画面イメージ

Internet Explorer 8まではアドレスバーと検索バーがそれぞれ独立していました。

Internet Explorer 9では、URLを入力するアドレスバーと検索ワードを入力する検索バーが一つにまとまっている画面イメージ

Internet Explorer 9では、URLを入力するアドレスバーと検索ワードを入力する検索バーが一つにまとまりました。アクセスしたいURLでも調べたい言葉でも、とにかくこの欄に入力すればいいのです。

タブ方式は継続!新機能としてタブの分離(ティアオフ)が可能に

Internet Explorerはこれまでも複数のウィンドウを開き、タブを切り替えて利用することができました。Internet Explorer 9でももちろんタブ方式は引き継がれています。新しいタブを追加するには、タブ一覧の右端にある[新しいタブ(Ctrl+T)]をクリックするか、Ctrlキーを押しながらTキーを押します。

またInternet Explorer 9では[新しいタブ]をクリックしたときに、よく使うサイトが一覧表示されるようになりました。アクセス頻度に応じて「とてもよく使う」「よく使う」「時々使う」とよく訪れるサイトがより上位に表示されるようになりました。

[新しいタブ]から[よく使うサイト]を開き、左から順番にアクセス頻度の高いサイトが並んでいている画面イメージ

[新しいタブ]から[よく使うサイト]を開いたところです。左から順番にアクセス頻度の高いサイトが並んでいます。

さらにInternet Explorer 9からの新機能として、タブの分離機能(ティアオフ)が追加されました。これはタブメニューからタブをドラッグすると、新しいウィンドウとして独立するというものです。

タブ切り替えの場合は複数画面を同時に表示することができませんが、別ウィンドウであれば、ディスプレイ上に並べて参照することができます。広いデスクトップが使える環境であれば、非常に便利な機能です。

タブをクリックしている画面イメージ

タブをクリックします。

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タブメニューの外にドラッグしている画面イメージ

タブメニューの外にドラッグします。タブが別ウィンドウとして独立して表示されます。

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タブが別ウィンドウとして独立して表示されている画面イメージ

タブが別ウィンドウとして独立して表示されます。

Internet Explorer 9で表示が崩れた場合

Internet Explorer 9でWebサイトを表示したときに、文字や画像、テキストボックスなどの位置が崩れることがあります。これはInternet Explorer 6や7といった古いブラウザー向けに作られたサイトがInternet Explorer 9に対応していないために起こる症状です。

その場合は、Internet Explorer 9の「互換表示」モードを使えば、正しく表示できる場合があります。
互換表示機能はInternet Explorer 9の標準状態では選択できない為、次の手順で設定してください。

アドレスバー周りの無地の部分を右クリックし、非表示になっているメニューを表示させ、[メニューバー]を選択している画面イメージ

アドレスバー周りの無地の部分を右クリックし、非表示になっているメニューを表示させ、[メニューバー]を選択します。

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[メニューバー]が表示されている画面イメージ

[メニューバー]が表示されました。

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メニューバーの[ツール]から[互換表示]をクリックしている画面イメージ

メニューバーの[ツール]から[互換表示]をクリックします。

なお、すでにInternet Explorer 9に合わせて作成されたサイトについては、[互換表示]がグレーになっていて選択することができません。