楽しいイラストや思い出の写真で、うちわやTシャツを作ろう（2/2）

世界に1つのうちわを組み立てよう

イラストの印刷が完了したら、いよいよ組み立てです。まずは、うちわの周りの余白を切ります。次に骨に重ねて位置を決めてから、貼り付ける手順になります。位置がずれないように気をつけましょう。

ハサミやカッターを使って、うちわの周りの余白部分を切り取ります。うちわで使用する部分はシールとしてはがせるので、やや余裕を持って切り取って大丈夫です。

うちわの骨の上に置いて位置を確認したら、下の部分の裏紙だけをはがして、仮留めします。

位置を決めたら、裏紙を全面はがして貼り付けます。反対側も同じように貼り付ければ、できあがりです。

オリジナルのうちわが完成しました！

オリジナルのTシャツやバッグを作ってみたいと思ったら、アイロンで熱転写できる用紙を使ってみましょう。インクジェットプリンターで印刷したイメージをそのまま布の上に転写できます。

A4やハガキサイズの用紙を使うので、Wordの編集画面で配置した画像や文字をそのまま印刷できます。印刷した後で、自由な形に切り抜いても楽しいでしょう。

なお、アイロンで熱転写する用紙のほとんどは、原稿を左右反転して印刷する必要があるので、ご注意ください。インクジェットプリンターの設定画面から左右反転を選択できます。

「インクジェット洗濯に強いアイロンプリント紙（白布用）JP-TPRTYNA6 」のイメージ画像

ここでは、「インクジェット洗濯に強いアイロンプリント紙（白布用）JP-TPRTYNA6 」（サンワサプライ）を使って解説します。

あらかじめ、インクジェットプリンターのプロパティ画面などで左右反転にして、印刷を実行します。反転の方法は機種によって異なるので、インクジェットプリンターに付属の説明書などでご確認ください。

印刷した用紙を熱くしたアイロンでしっかり押さえて転写します。ここで使用した製品では、さらに上から「仕上紙」をアイロンで貼り付けて、洗濯しても落ちにくくしています。

オリジナルのTシャツが完成しました！

うちわやTシャツなど、世界に1つだけのステキな夏のグッズができたでしょうか。自分で楽しんで使ったり、家族や友達にプレゼントしたり、さまざまに活用してみてください。グッズを見れば、作ったときの思い出を振り返ることもできるでしょう。