このページの本文へ移動
  1. My Cloud >
  2. 私の写真俳句コンテスト >
  3. 3月度入選作品発表

私の写真俳句™コンテスト

3月度入選作品発表

  • 入賞作品1
    宮崎県 ) こっこ 様
  • 入賞作品2
    山梨県) 笑鏡 様
  • 入賞作品3
    神奈川県) 雨男 様
  • 入賞作品4
    大阪府) あんこ 様
  • 入賞作品5
    東京都) 武利 様
  • 入賞作品6
    静岡県) 悦子 様

コンテストトップへ

選評

3月5日から31日までに投稿のあった全234点が今月の審査対象です。
雪解け、芽吹き、開花、渡り鳥、春霞、残雪、下萌え……九州から北海道まで、おもに冬から春へと、刻々と移り変わる日本列島の表情は見応え充分でした。テレビでも小説でも味わえない臨場感が醍醐味です。
全投稿が2008年3月の日本の記録であり、かけがえのない作品となりました。

では入選作品を見てみましょう(順不同)

入選

朝靄に浮かぶカクテルめざめ酒
宮崎県 ) こっこ 様

標識がカクテルに見えました。まるでグラスに浮かべるチェリーのような朝日。写真俳句ならではの仕上がりです。

あえて倒置法で強調しました。そこまで言う「我」とは、なんと百合とは後ろ向きに居座る青蛙。いやはや滑稽。

入選

ニッポンは左通行だったよね
神奈川県) 雨男 様

富士山を前にしては些細なこと、どっち通行でもよろし…くはありません ! 大胆な写真に率直な五七五です。

見えないはずのものを真剣に、髭をアンテナのようにピンと張って見つめる猫。漱石の猫のようにユニークです。

入選

陽春に友と離れて一人咲き
東京都) 武利 様

「一人咲き」であっても、とにかく咲いたことを喜びましょう。そして、離れてはいますが「友がいる」ことも。

入選

鳥たちが里帰りする冬の庭
静岡県) 悦子 様

メジロがみかんを食べにやって来ました。静岡はみかんの名産地。「里帰り」という言葉が温かく響きます。

コンテストトップへ