なるほど！パソコン研究室

LTE（エルティーイー）は、最新の携帯（けいたい）電話の通信規格（つうしんきかく）で、「次世代通信規格（じせだいつうしんきかく）」ともよばれています。高速のデータ通信ができることが、特徴（とくちょう）です。

携帯（けいたい）電話の通信規格（つうしんきかく）は第1世代、第2世代、第3世代と、進化してきました。これまでの主流は「3G」（スリージー）とよばれる第3世代ですが、現在（げんざい）では新規格（しんきかく）のLTEに対応（たいおう）した機器がふえています。3Gでデータを受信する最大速度は14Mbps程度（ていど）だったのに対して、LTEでは75Mbpsなどのサービスが始まっています。3Gの5倍以上ですね。

そして、実はLTEはまだまだ進化するサービスなのです。LTEは、「ロングタームエボリューション」の略（りゃく）で、「長い時間をかけて進化する」という意味です。今後は100Mbpsを超（こ）える高速のサービスがはじまるほか、最大で326Mbpsという速さで通信できるとされています。

スマートフォンを利用する人がふえて、インターネットへデータを送ったり受け取ったりする機会もふえてきました。通信速度が速くなることで、ホームページを快適（かいてき）に見たり、動画をスムーズに再生（さいせい）したりすることができるようになります。LTEの進化にともなって、スマートフォンはますます快適（かいてき）で便利に使えるようになりますね。