ESPRIMO WH77/Mの組み立ての様子
1.ESPRIMO WH77/Mを組み立てよう
まずは保原名物豆っこ汁のPRキャラクター「まめっち」と新島八重マスコットキャラクター「八重たん」に見守られながら始まったよ。主催者(しゅさいしゃ)を代表して、岩渕敦社長から「パソコン組み立て体験が世の中に多くあるなか、実際に製造している工場内で行うことは珍しい。参加できることを保護者の方に感謝して取り組んでください。」とのお話があり、組み立て教室はスタート!
前のスクリーンに映し出されたスライドを見ながら、司会のお兄さんが組み立ての手順を説明してくれたんだ。
その説明を聞きながら、みんな真剣(しんけん)な表情で取り組んでいたよ。
細かい部品の取り付けや、力がいる作業(さぎょう)など、経験したことがないようなことにとまどうときもあったけど、保護者の方やサポートスタッフのみなさんの力を借りて、どんどん組み立てを進めていったよ。
組み立て前のパソコン。小さい部品やたくさんの線があって難しそう……でもサポートしてくれるスタッフのみなさんがいるから心強いね。
メモリを差(さ)し込んでいるよ。これはパソコンが処理(しょり)するデータを一時的に保存するところ。メモリにデータがあるから早く処理(しょり)できるんだ。
ここではハードディスク(HDD)を取り付けているんだ。みんなが作った絵や写真、パソコンが動くためのプログラムなど、大事なデータはすべてここに入れてとっておくんだよ。強い衝撃(しょうげき)を加えないように気をつけて取り付けよう。
部品を安定させるために、しっかりとネジで取り付けよう。ネジしめは、パーツをつなぐとても大事な作業(さぎょう)なんだ。
「CPU」はパソコンの頭脳
今回は始めから取り付けられていたCPU。これはパソコンの頭脳(ずのう)。計算やデータの処理(しょり)を行う部分だよ。ノートパソコンでは、サイズをコンパクトにし、長い時間持ち歩いて使えるように電力の消費を少なくしたCPUがあるよ。
どんどん部品取り付けよう
司会のお兄さんの説明を聞きながら、サポートスタッフのみなさんといっしょにどんどん部品を取り付けていったよ。ひとつひとつの部品にしっかり役割があるんだ。 サポートしてくれるから自信をもってできるね。
細かい部品やつながなくてはいけないケーブルなど、たくさんの部品でパソコンはできているんだ。
ディスプレイはパソコンの画面のこと。文字や映像を表示する大事な部品なんだ。
ディスプレイとパソコンがつながっている部分にも、もちろん線が通っているんだ。せっかくきちんと組み立てたのに、画面に表示されない、なんてことがないようにしよう。
大事な部分の取り付けはお父さんやサポートスタッフの方もいっしょに! みんなでパソコンを組み立てていったんだ。
組み立て終了!!
長かった組み立ても、最後のネジをしめて完成したよ。自分たちで組み立てた世界に一つだけのパソコンだ。
いつもネジしめは大事。しっかり確認しよう。
これは基盤(きばん)などのたくさん部品が入っている場所を、最後のカバーでしめるところだよ。
パソコンを組み立てるときに傷が付かないように、特別にマットやカバーが用意されていたんだ。始めから傷を付けてしまわないように、準備されているよ。
組み立て終わって完成したパソコン。サポートスタッフのみなさんが画面をもう一度きれいに拭(ふ)いてくれたよ。
今回組み立てたパソコン:ESPRIMO WH77/M
MADE IN JAPAN
福島県 伊達モデルのデスクトップパソコン。タッチしやすいカタチに楽に変形できる、新しいデスクトップPCです。デスクトップスタイルとタッチスタイルを「アジャストスライダー」により軽い力でかんたんに切り替(か)えることができます。9°〜62°の間で好みの角度に無段階に調整できます。
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工場見学!
ここで、いったん組み立ての会場を離(はな)れて工場見学へ。 ふだんパソコンが組み立てられている製造ラインをすぐ近くで見ながら、どのような作業が行われているかの説明があったよ。 さらに、体験学習コーナーもあって、たくさんの部品の中から必要な部品を選ぶデジタルピッキングシステムを使った体験では、部品の代わりにお菓子(かし)を使ってみんなでやってみたんだ。電動ドライバー体験コーナーではトーナメント戦でネジしめの速さを競いあったよ。
みんなでパソコンが作られている工場を見学!すごく広いところにいろんなパソコンの部品が置いてあるんだ。コンベアーでどんどん部品を運んで人の手で組み立てる「ライン」という形式で作られているよ。
「デジタルピッキング」の体験コーナー。ひとつのパソコンにもたくさん部品が使われているのに、何種類ものパソコンを組み立てていると、どの部品がどれで……なんて迷っちゃうね。そうならないために、このシステムで迷わず部品を取り出せるようになっているんだ。
みんなで「ピッ」と箱を開けてみたよ。今日は特別に工場のみなさんからのプレゼントが入っていたんだ!
最後はネジしめ体験。組み立てたときはみんな自分の手で組み立てたけど、工場では電動(でんどう)ドライバーを使っているんだ。参加したお友だちと、どれだけ早くネジをしめられるか競争(きょうそう)したよ。
組み立て教室終了
工場見学から戻(もど)ったら、いよいよ電源オン! 司会のお兄さんのかけ声でいっせいに電源ボタンを押したら、全員のパソコンがしっかり起動したよ! その後、自分が組み立てたパソコンでタッチ操作やOfficeソフトを動かしてみたんだ。最後に富士通の会津若松工場で生産されたレタスやUSBメモリなどのプレゼントがあったよ。みんなの良い思い出になるといいな!