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関数入力の基本とSUM関数

数学・三角2022年5月31日
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四則演算の使い方を説明しているイメージ
SUMIF関数の使い方を説明しているイメージ

エクセルで数字の表を作って、合計を電卓で計算したりしていませんか?
合計の数字は、エクセルで作った表から簡単に出すことができます。

今回は、四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)の基本の方法と、関数を使って数値の合計を自動で求める方法を解説します。

関数の基本とSUM関数を学んで簡単に計算しよう

Microsoft Office Excel(エクセル)は、「表計算ソフトウェア」という分類のソフトウェアです。
表を作成して見栄えを整えることはもちろん、強力な計算機能を備えています。

ここでは、基本的な計算機能について、紹介します。

四則演算

四則演算とは、「足し算」「引き算」「掛け算」「割り算」のことですが、エクセルでは「セル」の中にそれぞれの計算式を入力していきます。

四則演算の記号は、足し算が“+”、引き算が“-”、掛け算が“*”、割り算が“/”です。
掛け算の記号は“×”ではなく“*”(アスタリスク)、割り算は“÷”ではなく、“/”なので、注意しましょう。

エクセルでは、複雑な計算もできますが、ここでは基本的な計算方法を紹介します。

例えば次のような計算をエクセルで計算するとしましょう。
「2980+315」

エクセルのセルに「2980+315=」と入力してみると、計算されずに表示されるだけです。
エクセルでは、最初に“=”(イコール)を入力して、そのうしろに計算式を入力します。(“=”の入力はShiftキーを押しながら「-ほ」のキーを入力します)

エクセルのセルに次のように入力してみましょう。

=2980+315

セルに計算式を入力し、「Enterキー」を押している画面イメージ

1セルに計算式を入力し、「Enterキー」を押します。

式が計算され、計算結果が表示されている画面イメージ

2式が計算され、計算結果が表示されます。

セルを指定した計算方法

基本的な計算方法の次は、セルの番号を指定した計算方法を紹介します。
エクセルでは、行と列の番号を組み合わせた「セル番地」でセルを指定することができます。
例えば、E列の7行目は「E7」のセル番地になります。

「E7」と表現されている画面イメージ

E列の7行目なので、「E7」と表現されます。

このセル番地と四則演算を組み合わせることで、計算することができます。小遣い帳を例に説明しましょう。

セル「E8」に次のように入力してみましょう。

=E3+E4+E5+E6+E7

セル番地を足していく式をセル「E8」に入力している画面イメージ

1セル番地を足していく式をセル「E8」に入力します。

計算結果が表示され、合計金額が表示されている画面イメージ

2入力が終わったら「Enterキー」を押します。
計算結果が表示され、合計金額が表示されます。

セルを指定した計算は、セルの内容を変更すると計算結果が自動的に変更されるので、計算もれなどのミスも防ぐことができます。

セルE3の値を「2970」から「3500」に変更してみましょう。

セルの値が変わったときに自動的に再計算されている画面イメージ
セル番地を指定して合計を出せば、セルの値が変わったときに自動的に再計算されます。

SUM関数を使った計算方法

セルを指定した計算方法で合計金額を求めることができましたが、数が多くなってくると大変ですよね。


そこで次は、関数を使った計算方法を紹介しましょう。

E3~E14まで金額が入力された小遣い帳で、合計金額を計算するSUM関数を使ってみましょう。

セル「E15」に次のように入力してみましょう。

=SUM(E3:E14)

E15を選択して「=SUM(E3:E14)」と入力している画面イメージ

1E15を選択して「=SUM(E3:E14)」と入力します。

合計金額が表示されている画面イメージ

2入力して「Enterキー」を押すと合計金額が表示されました。

「SUM」は「合計」という意味の英単語です。その後ろのカッコは関数の範囲を指定しています。
ここでは「E3~E14までの範囲」という指定をしています。

表計算では頻繁に合計を求めるので、SUM関数はリボンメニューの[数式]タブにボタンとして備わっています。

合計の数字を入力したいセル(E15)を選択して「∑」ボタンをクリックすると、先ほどと同様の数式が入力されている画面イメージ

1リボンメニューの数式タブをクリックすると「∑オートSUM」と書かれたボタンがあります。

2合計の数字を入力したいセル(E15)を選択して「∑」ボタンをクリックすると、先ほどと同様の数式が入力されました。もう一度クリックすると、関数が入力されます。

「∑」ボタンの下「オートSUM▼」の部分をクリックすると、「合計」の他にも「平均」などの関数があることも確認できます。

エクセルには、専門的な値を計算するものや、セルに入力された文字列を操作するもの、セルの中から効率的にデータを探し出すものなど、便利な関数がたくさん用意されています。
エクセル関数の便利帳では、これから、さまざまな関数の使い方を紹介していきますので、ぜひ毎回チェックしてみてください。

    

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