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COUNTBLANK関数で空白のセルを数えよう!
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エクセルでチェックリストのようなものを作成したとき、未記入のセルを数えたいことはありませんか?「COUNTBLANK関数」を使えば、未記入のセル(=空白セル)を一発で数えることができますよ。COUNTBLANK関数を使って、空白セルを数える方法を解説いたします。
COUNTBLANK関数で空白セルを数えてみよう
エクセルでは、COUNTBLANK(カウントブランク)関数を使って、空白セルの個数を数えることができます。 ただし、一覧の中から空白セルの個数を返す関数なので、スペースが入っていたり、セルの見た目が空白でも IF関数などで非表示の値が入っているときなどはカウントされませんので注意が必要です。
ここでは、COUNTBLANK関数の基本的な書式と機能について紹介します。
COUNTBLANK関数の書式
COUNTBLANK関数は次のように入力します。
=COUNTBLANK(範囲)
引数の「範囲」には、空白セルを数えたいセル範囲を指定します。
関数を入力するときは、[関数の挿入]ボタンをクリックして、[関数の分類]で[統計]を選択すると、COUNTBLANK関数が入力できます。
また、関数ライブラリの[その他の関数]-[統計]からも選択できます。
今回の例では、C列に点数が入力されています。試験の欠席者は「空白」になっています。セルE4に欠席者の人数を求める関数を入力してみましょう。
ステップアップ:空白のセル数を、平均値を求めるために使ってみよう
次の例は、各日の売上数の記録です。1回の売上で平均何個売り上げたかを求めるには、単純に日数で割ると売上のない日も含まれて正確な平均が求められません。
そこで、COUNTBLANK関数を利用し、範囲内の空白セル数(=売上のなかった日数)を求めて、総日数から引くことで、売上ある日のみの売上個数平均値を算出することができます。
この表で入力されている計算式
セルI4:合計「=SUM(C4:H4)」
セルK4:1回平均「=I4/(6-J4)」
(注)1回購入の平均値は、6日間の売上から売上のなかった日を引いた日数で合計値を割る
COUNTBLANK関数は、範囲の中で空白のセルを数える関数です。正しく空白セルの数が求められないときは、範囲内をよく確認してください。エクセルのセルは、表面上は空白に見えても、「スペース」が入っていたり、実際にはIF関数などが入っていて、空白セルのように見せているようなセルもあります。そのようなセルは「入力済み」と認識されてカウントされません。COUNTBLANK関数を利用するときは、「セルに何も入っていない空白」が含まれるようにしてください。
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