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DMAX/DMIN関数で条件に合った最大値/最小値を求めよう
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条件内での最大と最小を求めたい!今回は、DMAX/DMIN関数を使って条件内での最大値と最小値を求める方法を解説いたします。
DMAX関数/DMIN関数で条件にあった最大値と最小値を求める
DMAX(ディーマックス)関数/DMIN(ディーミニマム)関数を利用すると、データの中から条件にあう最大値や最小値を求めることができます。検索条件はあらかじめ別のセルに入れておき、条件を変えて最大値や最小値を求めることが可能です。DMAX関数は最大値を、DMIN関数は最小値を求められます。
ここでは、DMAX/DMIN関数の基本的な書式と機能について紹介します。
DMAX関数/DMIN関数の書式
DMAX関数/DMIN関数は次のように入力します。
=DMAX(データベース,フィールド,条件)
=DMIN(データベース,フィールド,条件)
「データベース」とは、たくさんのデータが集まっているもののことです。その中で、最大値や最小値を求めたいデータが入力されている範囲を指定します。
「フィールド」とは、「データベース」の中の列や行の見出し(ラベル)のことです。「フィールド」を指定することで、その見出し(ラベル)の中での最大値や最小値を求めることができます。
「条件」とは、「データベース」内で指定したい検索条件のことです。
ただし、データベースの見出し(ラベル)と条件の見出し(ラベル)は別々のセルで用意し、かつそれぞれの見出し(ラベル)に入力されている内容をまったく同じにする必要があることに注意しましょう。
DMAX関数/DMIN関数は、データの中から指定された条件に一致する最大値や最小値を求める関数です。この関数は、[関数の挿入]ボタンをクリックして[関数の分類]で「データベース」を選択すると、関数が簡単に入力できます。
今回の例では、セルE4に検索したいクラスを入力します。セルE8にDMAX関数を利用して最高点を、セルE11にDMIN関数を利用して最低点を求めてみましょう。
ステップアップ:以上や以下などの検索をするには
DMAX関数/DMIN関数の検索値は文字だけでなく、数値も指定できます。以上や以下などの範囲を指定したい場合は、不等号を数値の前に付ければ条件として認識されます。不等号を利用する場合は検索条件に次のように入力します。
=">=30"
=の後の記号や数字は""(ダブルクォーテーション)で囲みます。検索条件に不等号を含めると検索条件設定の幅が大きく広がります。
次の例では、販売ケース数が30ケース以上のものの中で最大の売上金額を求めます。
DMAX関数/DMIN関数は、「データベース」の中から検索条件にあった最大値や最小値を求めることができる関数です。検索条件も、文字だけでなく不等号を用いて数値を指定できるので、臨機応変に条件に一致するデータを検索できます。
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