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Windowsのサポート終了講座

Windowsのサポート終了に関する基礎知識

Windowsのサポート終了って何?

マイクロソフト社の製品サポートは、製品発売後、最低5年間のメインストリーム サポートと最低5年間の延長サポート(合計最低10年間)が提供されます。サポートが終了することで、セキュリティ更新プログラムや有償サポートを含むすべてのサポートが受けられなくなります。

サポートが受けられなくなると
サポート期間中は、Windowsにセキュリティ上の弱点である脆弱性(ぜいじゃくせい)が見つかると、マイクロソフト社はこれを修正するための「更新プログラム」を提供しています。「更新プログラム」はWindows Updateを通じて、毎月配信されています。しかし、サポート期間が終了してしまうと「更新プログラム」の提供が受けられなくなります。
インターネットやメールの利用が危険に
「更新プログラム」が配信されなくなると新しい脅威に対応できなくなるため、非常に危険です。着信メールの中に、悪意のあるウイルスなどの不正プログラムが添付されていた場合、添付ファイルを誤って開いてしまったり、文中に記載されているアドレスをクリックしてしまったりすることで、不正プログラムの実行やウイルスに感染などのリスクが発生します。 インターネットでは、悪意のあるページを訪問し、何かをクリックした場合に、不正プログラムの実行やウイルスに感染してしまうリスク、クレジットカード情報やパスワードを盗み取られたり、知らない間にサイバー攻撃の踏み台にされてしまったりするリスクも発生します。
インターネットサービスやアプリ、周辺機器などのサポートも終了の方向へ
Windowsのサポートが終了すると、国税庁が提供しているサービスや銀行、証券会社などのサービスもセキュリティの観点から、終了するWindowsに対するサポートを終了していきます。また、セキュリティ対策ソフトなどのアプリやプリンターや外付けハードディスクなどの周辺機器も同様です。対象のWindowsがサポート終了する前に十分に準備をして、パソコン環境を移行されることをお勧めいたします。
Windowsのサポート期間にご注意ください
マイクロソフト社によるWindowsのサポートは、バージョンごとに期限が定められています。
バージョン 発売日 メインストリーム
サポート終了日
延長サポート
終了日
Windows XP 2001年11月16日 2009年4月14日 2014年4月8日
Windows Vista 2007年1月25日 2012年4月10日 2017年4月11日
Windows 7 2009年10月22日 2015年1月13日 2020年1月14日
Windows 8.1 2013年11月13日 2018年1月9日 2023年1月10日
Windows 10 2015年7月29日 2025年10月14日

Windows 8.1、Windows 7、Windows VistaおよびWindows XPは、すでにサポートが終了しています。

Windowsのバージョンを確認したい

「判定」ボタンを押してWindowsのバージョンとサポート終了状況を確認しましょう
今、お使いのパソコンのWindowsのバージョンとサポート終了状況を判定してみましょう。
判定ボタンを押すと判定結果が表示されます。

Officeのバージョンの確認方法

  1. 画面左下の[スタート]をクリックし、[すべてのプログラム]にマウスカーソルを合わせます。
  2. [Microsoft Office]にマウスカーソルを合わせます。Officeソフトの一覧が表示されますので、 各ソフトの後ろに付いている数字を確認してください。この数字がバージョンです。

サポート終了後も使い続けると危ない?

セキュリティ面で大きな不安を抱えることに
マイクロソフト社から「更新プログラム」が提供されないため、それを狙ったウイルスやマルウェアに感染しやすくなります。最新のセキュリティソフトを使っても防げない場合があります。
自分が加害者になることも
最近のウイルスの中には、感染したパソコンを踏み台にして、他のパソコンを攻撃し、気づかないうちに自分が加害者にされてしまうようなものもあります。トラブルに巻き込まれる前に、最新のWindowsが搭載されたパソコンに乗り換えましょう。

対策するにはどうしたらいい?

ネットにつながずに使用する
パソコンの利用用途を文書作成や文字入力、印刷などに制限し、インターネットにつながずに利用せざるを得ません。
一番のおすすめの対策は「最新のWindows 11が搭載されたパソコン」への乗り換え

最新のWindows 11では、セキュリティが強化されており、ハードウェアも過去のWindowsが発売された時期よりも大幅に進化しています。安全や使いやすさを考えると「最新のOSが搭載されたパソコン」への乗り換えが一番のおすすめです。