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マカフィーセキュリティニュース

セキュリティクイズ! アンケート詐欺にご用心

Q:2016年夏頃、ある手口のフィッシング詐欺が流行しました。さて、ここで問題。どんなタイトルを装って、ユーザーをだまそうとした? 次のうちどれでしょう? 1.Amazonギフト券をプレゼント! 2.【必ずお読みください】ご登録確認 3.Chrome:ユーザー調査

①は2014年に大流行したもので、②は各種サービスを装って、何年にもわたり定期的に発生しているフィッシング詐欺です。これらの手口も依然なくなったわけではありませんが、2016年夏頃に報告が多発したのは「③Chrome:ユーザー調査」でした。詐欺の幕開けは、インターネット閲覧中に突然、ブラウザのユーザー向けアンケートを求められるというもの。「Chrome ユーザーの皆様」のような、利用中のブラウザに合わせたポップアップをクリックすると、「Chrome:ユーザー調査」といった偽のアンケートサイトに誘導されてしまいます。偽サイトは一見本物のようなつくりで、見るからに疑わしい雰囲気が薄いため、そのままアンケートに回答していった人も少なくないようです。そして、アンケートのお礼として、特典と引き替えにクレジットカード情報の入力を求められて……。フィッシング詐欺は見た目も誘い文句も、ますます洗練されてきています。あの手この手でだまされないように、普段から自衛を意識しましょう。

A.3.Chrome:ユーザー調査
セキュリティアドバイス フィッシングサイトを見分ける3つのポイント 1.ブラウザのURLは正しいか? 2.サイトは暗号化されているか? 3.サイトの証明書の発行先が正規のサイト管理者か?

サイバー犯罪者は、偽サイトのURLまで本物に似せて作ります。例えば「McAfee」が「MkAfee」になっているなど、綴りの細部が異なっているかもしれません。また正規のウェブ サイトはSSLという暗号化通信を利用します。ブラウザのURL表示が「https」からはじまっているか、鍵のマークがきちんと表示されていることを確認しましょう。そして鍵マークをクリックすると、電子証明書の内容が表示されますので、正規企業のものかを確認できます。

しっかりとしたセキュリティ対策でフィッシング詐欺にひっかからないようにしよう!

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