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マカフィーセキュリティニュース

Apple Payで話題! 「モバイル決済」の利点と活用法

いよいよ日本でも本格的に拡大!?

アップルが提供するモバイル決済サービス「Apple Pay」がいよいよ日本でもスタートしました。財布や「Suica」を持ち歩かなくても、スマートフォンひとつで決済が済むという利便性で話題になっています。スマートフォンを利用したモバイル決済は、既にいくつかのサービスが運用されていましたが、これを機にますます利用者が増えていきそうです。日本でも若者からお年寄りまで、年代を問わずスマートフォンを持つようになっているだけに、利用の場面はますます増えそうです。そんなモバイル決済のもつ利点と気になる安心のポイントを考えてみました。

1暮らしを「ピピッ」と便利にするモバイル決済

モバイル決済は、スマートフォンなどのモバイル端末にクレジットカードやデビットカードなどを登録しておき、レジでかざすなどして決済するものです。現金やクレジットカードを出さずに、手軽に「ピピッ」と支払いが完了するので、使ってみると便利さに“はまって”しまうかもしれません。
こうしたモバイル決済は既にいくつかのサービスがありますが、日本では海外に比べて普及が遅れていました。しかしApple Payを追うようにグーグルのAndroid Payも日本でのリリースが噂されるなど、ここにきて選択肢が充実してきています。後発のサービスであるApple PayやAndroid Payは、クレジットカード情報をショップに伝えることがなく、スマホ内部に保管もしない、といった高度なセキュリティもアピールしており、利用への不安は少なくなっているといえるでしょう。
総務省の調査によると、日本ではモバイル決済について「利用経験がある人」「今後利用してみたい人」を合わせると、約3割が一定の関心を持っているようです。スマートフォンの普及率が年々上がっていることを考えると、今後はいっそうユーザー数の増加が予想されます。
さらに海外からの観光客に目を向けてみましょう。モバイル決済が普及したアメリカなどでは、小売店や飲食店はもちろんのこと、タクシーや弁護士、庭師など幅広く利用されるようになっています。アジア諸国でも、モバイル決済市場の急速な拡大が予想されています。そんな国から訪れる人にとっては、現金よりも手軽に利用できるモバイル決済のほうが、利便性が高いと感じるかもしれません。

出典:総務省「ICTの進化がもたらす社会へのインパクトに関する調査研究」(平成26年)

2利用には注意点も

便利なモバイル決済は、今後いっそう身近なものになりそうです。一方で新しい決済手段ですから、トラブルなく活用するため、慣れるまで意識したいポイントがあります。
また決済手段が多様化することは、サイバー犯罪者にとっても「新たなチャンス」が増えるということでもあります。リスクを避けて活用していくための、注意点をまとめてみました。

モバイル決済 利用の注意点

1.充電は足りている?
  スマホの機能を利用するだけに、バッテリー切れのときは支払いに使用できません。
2.チャージ方法は大丈夫?
  決まったブランドのクレジットカードしか登録できない、といったケースもあります。事前に確認を。
3.支払い方法が選べる?
  店頭では一括払いだけしか選べないなど、モバイル決済サービスにより制限があることがあります。
4.不正なアプリを使わない
  モバイル決済に使用するアプリは、正規のアプリストアから、信頼できる提供者のものだけを入手しましょう。

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