ゆりか先生のセキュリティひとくち講座

アクション センターとは、PCのセキュリティや、メンテナンス状況を自動的に確認し、問題がある場合は、お知らせしてくれる機能です。たとえばこんな場合に通知が行われます。

• マルウェア対策ソフトが最新の状態になっていない場合
• Windowsにセキュリティ更新プログラムが適用されておらず、最新の状態ではない場合
• 自動バックアップが指定の日時に実行されなかった場合

ヒント：「アクション センター」は、Windows 7以降の機能です。Windows Vista以前では、同じようにセキュリティの対策は「セキュリティ センター」から確認できます。

PCのセキュリティや、メンテナンスで、対処が必要な項目がある場合は、デスクトップのタスクバーに、バルーンのお知らせが表示されます。表示が出たら、すぐに表示された吹き出しをクリックして、内容を確認し対処をしてください。

1. 対処が必要な項目がある場合は、バルーンが表示されます
   
2. 吹き出しをクリックすると、アクションが必要な内容についてメッセージが表示されます。メッセージか、「アクション センターを開く」をクリックしましょう。
   
3. 「アクション センター」で、対応が必要な項目が表示されます。
   赤の項目：早急な対応を必要です。すぐに、表示されている内容を読み、指示されている作業を実施ましょう。
   （例：マルウェア対策ソフトが最新ではなく、ウイルス感染の危険がある）
   
   黄の項目：早急に対応をする必要は必ずしもありませんが、定期的に作業を行うことを推奨しています。（例：バックアップを取得して問題時に備える）
   

セキュリティ対策がきちんとできているか心配になったときは、現在のPCのセキュリティ対策の状態をアクション センターで確認できます。

アクション センターの開き方 (Windows 8、Windows 8.1)

1. マウスを右下に動かし、サイド バーを表示して、［設定］をクリックします。
   
2. ［コントロール パネル］をクリックします。
   
3. ［システムとセキュリティ］の［コンピューターの状態を確認］をクリックします。
   
4. アクション センターが開きます。
   

アクション センターで確認すること

アクション センターを開いたら、セキュリティの項目をすべて「有効」か「OK」にしましょう。

セキュリティの対策は難しい……と思われる方もいるかもしれません。
基本のセキュリティ対策が、常時きちんと行われていれば、多くのセキュリティの被害から身を守ることができます。まずはここからしっかり行っておくことが大切です。
そして、基本のセキュリティ対策は、アクション センターを開いて、すべてOKにするだけ！
ぜひ、アクション センターでPCのお世話をしてあげましょう。