いつも誰かにスパイされてる？こんなに怖いスパイウェア！

スパイウェアとは、あなたの個人情報を収集して常にあなたの行動を監視している悪質なプログラムのことです。パソコンの利用状況など、個人のさまざまな情報を収集し、情報収集者である企業や団体・個人などにその情報を提供しています。
スパイウェアは、多くの場合、インターネットで入手できるゲームやアプリケーションなどのフリーソフトとともにインストールされます。インストール時の許諾証（＊）に、『情報収集をおこなう』旨が記載されいていることが多く、ユーザーは許諾証に同意した上でインストールするため、必ずしも違法行為であると断定することができないのが現状です。
とはいえ、その許諾証はユーザーの目にとまりにくく、また文章が長文であったり、難解なものであったり、英文であったりなどするため、ユーザーが内容を把握しないままインストールしてしまうケースが多く、事実上、ユーザーの許可なく情報を収集しているということができます。
ユーザーに無断で、どのようなホームページを見ているかといった個人の趣味嗜好に及ぶ私生活を覗き見しているわけですから、その名のとおり、まるでパソコンにスパイが潜んでいるかのようです。

（＊）許諾証とは、ソフトウェアを使用するための契約書のことです。ダウンロード中やインストール途中で表示され、契約に同意しないと処理が進まないようになっていることがほとんどです。

スパイウェアが入り込んだパソコンには、登録した覚えがないのにメルマガが届いたり、ホームページ閲覧中に広告ポップアップが表示されたりします。これらの広告は、あなたが興味のあるものばかりではないですか？スパイウェアはあなたの行動を監視し、あなたの趣味や興味を把握しているので、あなたの関心を引く広告を送ることができるのです。
また、自動的にパソコンがインターネットへアクセスしていたり、ブラウザのセキュリティ設定が勝手に変更されていたり、ブラウザのホームページやエラーの表示がいつもと違うことに気付いたことはありませんか？これらもすべてスパイウェアの仕業です。このちょっとした「いつもと違う」サインから、スパイウェアの侵入に気付くことができます。

スパイウェアは、ひとつのプログラムではなく複数のプログラムがセットになっています。スパイウェアをインストールするプログラム、ホームページ閲覧状況などを調べるプログラム、個人情報を外部に送信するプログラム、スパイウェアを削除されないようにするプログラムなど複雑です。スパイウェアに一度入り込まれてしまうとその対処がとても大変なのです。

「ノートン インターネットセキュリティ」など、スパイウェア対策のできる総合セキュリティ対策ソフトを導入すると安心です。

［提供：シマンテック］