このページの本文へ移動

被害者が実は加害者だった!? 「ボット」の恐怖

加害者と被害者の一人二役を可能にする「ボット」とは?

被害者が実は加害者だった!? 「ボット」の恐怖インターネットでニュースを見ていたら、人気サイトのサーバーにアクセスが集中してダウンさせられてしまった…との記事を発見。いやいや世の中には悪い人がいるもんだ、と傍観している場合ではありません。その「集中アクセス」の犯人は、実はあなたのパソコンかもしれないのです。パソコンが「ボット(またはボットネット)」と呼ばれるウイルスに感染してしまうと、悪意ある「攻撃者」による外部からの遠隔操作が可能となってしまいます。攻撃者は、インターネットを通じてボットに感染したパソコンを自由自在に操作し、ユーザーに気付かれないようにして、さまざまな悪事を働くことができます。パソコンがボットに感染していることを隠し続けることや、ボットの感染を広めることもできます。まさにあなたのパソコンが、悪意のある攻撃者の忠実なロボットと化してしまうのです。つまりボットに感染するということは、ユーザーが自動的に被害者と加害者の二役を同時に担うことを意味します。そして、ユーザーはその恐ろしい事実に気付くことができないのです。

ボットがボットを呼んで広がる「ボットの輪」!?

ボットに感染すると、あなたのパソコンが、スパムメールの発信元になったり、特定のWebサイトを攻撃して動作不能にしたりするなどの迷惑行為をおこないます。さらに他のパソコンへボットを感染させることもできます。たとえ、感染パソコン1台あたりからのスパムメールが数通であったりWebアクセスが数回であったとしても、それが数十から数百万台のパソコンから一斉におこなわれたとしたら…? ボットに感染したパソコンはボット仲間を次々増殖させていくため、攻撃者はいとも簡単に数多くのボット感染パソコンを操ることができます。ユーザーがまったく知らない間に、悪質なボットの輪がどんどん広がっていっていくという恐ろしい事態となっているのです。

加害者にならないためにもセキュリティマナーが大切!

最近のボットネットの被害は、より広範囲で大規模になるようにするものと、ターゲットとする範囲を絞り深く潜行するものと、大きく2つの方向に向かっているようです。攻撃者が被害を拡大させる場合も、水面下で静かに潜行する場合も、ボットの被害を広める最大の原因となるのは、ユーザーがその事実に気付いていないことではないでしょうか。インターネットを利用する上で、セキュリティ対策はいまや守るべき大切なマナーです。知らないうちに加害者になっていた…ではすまされません。セキュリティ対策をしっかり行って、他の人の迷惑にならないように心がけましょう。

ボットの脅威からあなたのPCを守るためには…

「ノートン インターネットセキュリティ」など、ボットを検知し遮断する機能を備えた総合セキュリティ対策ソフトを導入しましょう。あなたのパソコンをボットの脅威からしっかり守ってくれるので、安心です。

[提供:シマンテック]

Norton製品の購入 WEB MART