ある日、SNS(ソーシャルネットワークサービス)のコミュニティサイトを通じて仲の良い友達からメールが…。「昨日テレビ出てたでしょ?動画がアップされてたよ!」というメッセージとURLが送られてきました。
こんなメールが届いたらついついURLをクリックしてしまうのではないでしょうか?ところがクリックしてしまうと、ウイルスが自動的にダウンロードされてしまうのです。これは「ドライブバイダウンロード」と呼ばれ、サイトにアクセスしただけで悪質なウイルスに侵入されてしまうという大変危険な手口です。
自分はスパムメールを開いたり怪しいサイトを閲覧しないから、ウイルス感染や悪質なプログラムに侵入される危険性はないと安心していませんか?
以前は、見覚えのない送信元からのメールを開いたり、アダルトサイトなどのいかがわしいサイトや違法サイトを閲覧してしまったことが原因で、さまざまなインターネットの脅威にさらされるというケースがほとんどでした。
しかし様々なコミュニティーサイトが人気な今日では、実在する身近な人間関係を巧みに利用することによって、日頃インターネットの利用に慎重な人でさえも簡単に騙されてしまうというケースが急増しているのです。
特に最近は、SNS(ソーシャルネットワークサービス)などのコミュニティサイトを通じて、「○○ちゃんの写真をアップしたから見てね」「○○さんがコミュニティサイトへ招待しています」という具合に、実在するアカウント名、ハンドル名、個人名などを使ってメッセージが送信される傾向があります。
名前を悪用された友人も、もちろん何の心当たりもありません。おそらく、もともとはこの友人のパソコンに何者かが悪質なプログラムを埋め込みログイン情報を盗み取って本人となりすましてログインしたために、その友達の友達、またその友達の友達、といった具合に次々と脅威が広がって行ったと考えられます。
このことから、外部の脅威から自分の身を守るためだけでなく、あなたが脅威の発信源にならないためにも、日頃から万全なセキュリティ対策をすることが求められます。
「ノートン インターネット セキュリティ」などの総合セキュリティ対策ソフトには、サイトを評価して悪意あるサイトを判別する機能をはじめ、さまざまなセキュリティ機能が搭載されています。ドライブバイダウンロードなど、巧妙化するインターネットの脅威からあなたのパソコンをしっかり守ってくれるので安心です。
[提供:シマンテック]