「ウイルス定義ファイル」とは、ウイルスを検知するためのブラックリストのようなものです。
多くのセキュリティソフトは、世界中のウイルスを監視して、新しいウイルスが発見されるとその情報を「ウイルス定義ファイル」に追加します。ユーザーはこの「ウイルス定義ファイル」を常に最新版に更新することで、新種のウイルスの侵入を防ぐことができます。
ノートンは、日本を含む世界拠点11か所に「セキュリティレスポンス」と呼ばれる世界最大規模のセキュリティ研究機関を設置し、24 時間 365 日体制で新種のウイルスや不正プログラムといった脅威を徹底監視しています。このセキュリティレスポンスで発見した情報を、「ウイルス定義ファイル」に追加されるのです。
ウイルス定義ファイルが最新でないと、古い情報を元にスキャンするので、最新のウイルスを検知せずとても危険な状態です。旅行に行って久しぶりにパソコンを使う場合など、必ずウイルス定義ファイルのアップデートを行いましょう。(自動で行われますが、念のため手動で行うことをおすすめします。ノートンの場合は「LiveUpdateを実行」をクリックするだけでOk)
また新しく購入したパソコンには期間限定のセキュリティ対策ソフトがプリインストールされていることがあります。セキュリティ対策ソフトが入っているから大丈夫と思っているあなた、セキュリティ対策ソフトには有効期限があり、期限がすぎるとウイルス定義ファイルの更新がストップし、最新のウイルスは検知できず、無防備な状態となります。一方、多くのユーザーはセキュリティ対策ソフトが入っているから大丈夫と過信しているため、「セキュリティソフトが入っているのにウイルスにかかった!」という現象が多々発生しています。「更新期限が過ぎています」というアラートが出ている方は、すぐに更新するか、最新のセキュリティ対策ソフトをインストールしましょう。
ノートンのセキュリティソフトは、約5〜15分ごと、1日260回の頻度で「ウイルス定義ファイル」を更新しています。その更新頻度は他社のセキュリティソフトを比べて5倍以上の頻度であり、業界最高レベルです。
また「パルスアップデート」と呼ばれる非常に小さなファイルを小刻みに更新するストリーミング方式を採用しているので、パソコンのパフォーマンスに影響を与えないよう配慮されています。
このように、ノートンはどこよりも速く最新のウイルスを検知し侵入を阻止することで、ユーザーのパソコンをウイルス感染の危険性から守り、安全・快適なインターネットライフを提供しています。
[提供:シマンテック]