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偽ウイルス対策ソフトにご用心!

危機意識を逆手にとる「偽ウイルス対策ソフト」の手口とは

不用心ですね近年のインターネットにおける脅威の特徴として、個人情報やクレジットカードの情報など「お金になりやすい情報」を狙っていることや、「一見してウイルスだとわからない」ことが挙げられます。

その中でも「偽ウイルス対策ソフト」の手口はとても巧妙です。これは「スケアウェア(偽装セキュリティツール)」とも呼ばれ昔からあった手法ですが、2006年以降巧妙さを増して、近年はさらに増加傾向にあります。

さて、この偽ウイルス対策ソフトの手口とは、一体どんなものでしょう。 偽ウイルス対策ソフトは、改ざんされたり、ウイルスに感染したウェブページを開くことでパソコンに自動的に侵入してきます。そして「あなたのパソコンがこんなに多くのウイルスに感染している」と警告メッセージを表示するなどしてユーザーの危機意識を煽り、ウイルス対策ソフトの購入を勧めてきます。その際にクレジットカード番号や暗証番号を入力させ、金銭的な被害をもたらします。

またほかにも、すでにインストールされているウイルス対策ソフトを無効化する、背景の画面が青くなりデスクトップアイコンがみえなくなる、インターネットへ接続できなくなるなどの被害も報告されています。マルウェアをインストールしたうえでスキャン結果を「未感染」と報告し、さらなる感染を招く場合もあるのです。

こうした被害を防ぐために、メールの添付ファイルやURLを安易にクリックしない、フリーウェアのダウンロードは慎重に行うなどは元より、正規のウェブページが改ざんされることもあるので、ノートンなど信頼できるセキュリティソフトを使用し、常に最新の状態にするなどの対策が必要です。


[提供:シマンテック]

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