おいしそうなランチ、可愛いデザート、道行く猫や友人との楽しいレジャーの風景……といった日常の些細な出来事。こうした日常も、携帯電話やスマートフォンのカメラで撮影し、ツイッターやSNSで共有すればとても楽しいコミュニケーションになりますよね。
しかし、そんな何気なく投稿している写真が、思わぬ事態を招くことも。携帯電話やスマートフォンに搭載されているGPS機能がオンになっていると、撮影した写真に現在地情報が添えられ、それをネット上にアップすることで、閲覧しているユーザーに現在位置がわかってしまったり、自宅が特定されてしまうことがあるのです。
空き巣・強盗・侵入対策はもちろん、小さな子供のいる家庭や女性の一人暮らしでは特に注意が必要といえるでしょう。
位置の特定方法はいくつかありますが、主な方法は「基地局から位置情報を取得する」、「GPS衛星と基地局から位置情報を取得する」の2つ。天候、屋内/屋外、方式、キャリアといった要素で精度は異なりますが、この機能を有効にしたうえでカメラ機能で撮影、ツイッターやSNSに投稿すると他のユーザーに位置情報がわかってしまう危険性があるのです。
もちろん、GPS機能そのものは危険なものではありません。しかし、知らないうちに使用していると危険な状況になりかないので、どのような設定になっているかをしっかり確認しておくことが大切です。
[提供:シマンテック]