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知らないうちに、Facebookで全世界に個人情報を流してる!?

プライバシー設定してる“つもり”じゃダメ!

Facebook 管理画面世界最大の利用者数を誇るFacebook。
日本におけるSNSといえばmixi、GREEやモバゲーでしたが、今やFacebookもSNSの一つとして浸透してきています。この波に乗って「登録してみよう!」と思い立った人も多いのではないでしょうか。
Facebookは2004年にアメリカで登場したSNSで、最大の特徴は実名登録を基本としていること。出身地、居住地、生年月日など、ユーザー本人の情報を登録するので、個人情報をネット上にオープンにすることになるのです。
機能面では、近況や共有したいURL、画像などがタイムライン(書き込みを時系列で表示したもの)に表示され、友達同士で交流を深められる「ウォール機能」、自分がいる場所をウォールに表示する「チェックイン機能」、写真に映っている人物に「タグ」をつけて、誰でもその友達のページにジャンプできるタグ機能のほか、チャット、グループ機能など多彩な機能を備えています。
しかし、ウォールでは交流を楽しむだけでなく、プライバシーに配慮する必要があります。
なぜなら、公開制限のない状態で、ウォールにつぶやき感覚の書き込みをしたり、今いる場所、仕事、私生活……といった、さまざまな情報を公開しているとネットストーカーによる被害を受けたり、友達へのプライバシー侵害を招くおそれもあるからです。

“どの情報”を“誰に”まで公開するか――細かくプライバシー設定が可能なので、適切な設定を徹底しましょう

まずは公開範囲の設定を確実に!

プライバシー設定をするには、画面の右上「ホーム」の横にある「▼」をクリックし、「プライバシー設定」を選択。「デフォルト設定の管理」画面が表示されます。次に、公開レベルが[公開]、[友達]、[カスタマイズ]の3つあるので、自分に最適な公開レベルを選びましょう。

Facebook プライバシー設定

[公開]を選ぶと、インターネット上のすべてのユーザーがFacebook上の自分の情報を閲覧できます。Facebookに登録していないユーザーも閲覧できるので、慎重になる必要も。
[友達]では公開レベルが友達までなので、見知らぬ相手に個人情報をオープンにしたくない場合に最適でしょう。
[カスタマイズ]を選択した場合、自分のウォールを見られる友達を限定したり、非公開にする友達を選択可能です。もしも、特定の友達に対し情報を公開したくない場合は、この設定の利用をおすすめします。

カスタムプライバシー設定

また、「つながりの設定」ではFacebookに登録している他のユーザーと、どのようにつながっていくかを設定できます。
具体的には、あなたに対して「友達リクエストを送信できる人」や「あなたのウォールに投稿できる人」、「あなたにFacebookメッセージを送信できる人」などを設定することが可能です。

つながりの設定

さらに、Facebook特有の機能であるタグについても、「タグ付けの設定」で管理をお忘れなく!
あなたが写った写真を、友達であるAさんがFacebookにアップしタグを付けた場合、友達Aさんの友達Bさん、Cさん……そのほかの友達が、あなたのFacebookページにジャンプし、顔や名前を知ることが可能なのです。
そうした状況を避けたい場合は、[友達にタグ付けされた投稿について、プロフィール掲載の確認をする]の項目で[オン]を選択しましょう。
すると、タグ付けされた写真をあなたのプロフィールに掲載するかどうか、そのつど選べるようになります。

タグ付けの設定

このように、自分の個人情報の拡散を防ぎたい場合は、項目ごとにフレキシブルな設定ができるのです。
これからFacebookに登録する人も、すでに登録している人も、まずはプライバシー設定の確認から始めると安心ですね。
自分にとってベストな公開レベルを選択し、ネット上に流れた個人情報が原因でトラブルが起きないよう、徹底した管理を行いましょう!

[提供:シマンテック]

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