新社会人に最も必要なものって？…それは、ネットのマナーとセキュリティ！

あたたかくなってきて、春めいてきた昨今。この春、新たな一歩を踏み出す人の中でも、社会人になる人は期待と緊張でいっぱいなのではないでしょうか。新人研修では敬語の使い方や名刺の渡し方など、多くのことを学ばなければなりませんね。

その中でも、「新人のミス」では済まされず会社を傾けてしまうことだってあるたいせつなもの−−それは、ネットの“セキュリティ”と“マナー”です！ これからビジネスマンになる人なら、「情報漏洩によって大損害」というニュースを聞いたことがあるかと思います。賠償どころか、会社の信頼がガタ落ちして取引に影響する……なんてこともあり得るかもしれません！

しかしこうした事態は、セキュリティやマナーをきちんと身につけておくことで防ぐことが可能です。具体的に、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。

まず、パソコンの設定を確認しましょう。「.doc」や「.xls」といった、ファイルの拡張子は表示されているでしょうか。もし表示されていなかったら、［コントロール パネル］→［デスクトップのカスタマイズ］→［フォルダー オプション］で、設定を変更しましょう。拡張子をきちんと表示させることで、「.exe」や「.bat」などウイルスが含まれている可能性が高いファイルを識別することが可能なのです。

次に、仕事で顧客の機密情報や個人情報を扱う場合。エクセルやワードでこれらを管理しているならば、ファイルにパスワードをかけましょう。エクセルであれば［ファイル］→［情報］→［ブックの保護］と、ファイルにパスワードをかけることができます。こうすることで、間違った相手にファイルを送ってしまったとしても、閲覧されることはありません。

また、ワードやエクセルといったOffice文書では、ファイルを作成した際に［プロパティ］に個人情報が保存されてしまうことも。ワードであれば、［Microsoft Officeボタン］→［配布準備］→［ドキュメント検査］→［ドキュメントのプロパティと個人情報］にチェック→［検査］をクリック→［すべて削除］をクリックすれば個人情報は削除できます。（※バージョンによって異なる場合があります。）

このほか、カフェ、新幹線、電車での作業は控えましょう。ディスプレイにうつっている個人情報や機密情報が第三者によって悪用されかねません！ 外出先にノートパソコンを持ち出す際は絶対に目を放さず盗難に注意を。万が一落下させてしまいデータを消失した場合に備え、データのバックアップをお忘れなく！

ここで忘れてはならないのが、基本中の基本「セキュリティソフトの導入」です。ウイルスやマルウェアは、どんなに気をつけていてもユーザーが知らないうちにパソコンに入り込み、IDやパスワード、情報を盗み取るのが怖いところ。そうした事態を防ぐためにも、総合的なウイルス対策を実現してくれる高性能なソフトが必要です！

ウイルス・マルウェア対策からフィッシング詐欺の防止、迷惑メールのブロックや自動バックアップまで、パソコンのセキュリティに関連するソフトを導入しましょう。メールに記載されているURLをクリックし、アクセスした先がウイルスに感染させる悪質なサイトだったとしても即座に遮断したり、うっかり感染してしまった他のパソコンにウイルスをまき散らしてしまった、なんて事態を防いでくれます。

仕事を自宅に持ち帰って作業をする場合、個人所有のパソコンから仕事で利用するパソコンへのウイルス感染を防ぐことがとても大切。セキュリティ意識を高めること、危険を回避する対策をとること−−つまり、個人所有のパソコンにセキュリティソフトを入れることもビジネスマナーの一つです。自宅のパソコンにセキュリティソフトを導入し、安心して新たな生活をスタートしましょう！

［提供：シマンテック］