シマンテックは、シンガポール、インド、オーストラリア、中国、そして日本の5カ国でインターネットに関する調査を行いました。この調査は各国の「1ヶ月に少なくとも1時間インターネットを利用している18歳から64歳のユーザー」500人に対して行われ、その結果から日本人のネット利用について、とても興味深いことが判明したのです!
まず、日本人の平均ネット利用時間は49時間/週で、1日当たり7時間もネットを利用していることがわかりました。これは、起きている時間の3分の1以上にのぼり、パソコンだけでなく携帯電話やスマートフォンからネットへのアクセスが容易になったりと、ネットがより身近になったことが要因に考えられます。
また、興味深いのが「見知らぬ人が自分のパソコンにアクセスするならば、1億円をあきらめるかどうか」という質問。一体何人のユーザーが「NO」と答えたのでしょうか。
答えは、10人中8人! ほとんど全部のユーザーが、1億円をあきらめてでも見知らぬ第三者によるパソコンへのアクセスを拒否したという結果になりました。つまり、自分のパソコンにある個人情報や履歴といったプライバシーやデータに1億円もの価値を見い出しているということになるのです。
さらに興味深いのが、「もしもインターネットに接続できなくなってしまったら」という質問には、5人中1人のユーザーが「3時間以内に禁断症状を覚える」と答えています。そして、過半数の日本人ユーザーは「24時間以上インターネットがない状況は耐えられない」という、驚くべき結果に!
こうしたアンケート結果から、日本人はパソコン、携帯電話・スマートフォン、タブレット端末を使って非常にネットに頼って生活しているのだとわかりますね。その上、個人情報、写真・動画のデータ、音楽ファイルなどさまざまな情報が詰まっているとなれば、それを失った時の損失の大きさははかり知れません。
しかし、“1億円”すら越えてしまう存在のインターネットやパソコンですが、一方でセキュリティに関してはとても甘い認識をしていることも明らかになったのです!
セキュリティ面に関して、日本人ユーザのうち91%…ほとんどすべてのユーザーがセキュリティ対策の必要性を感じているという結果が得られました。
確かに、ネットのセキュリティはとても大切で、万が一ネット犯罪の被害に遭えば、信頼や金銭的被害を受けてしまうことは容易に想像できます。しかし実際にどういった対策をしているかとなると、高いセキュリティ意識に反して具体的な対策をしていないユーザーが多数いたのです!
具体的な対策として「データをバックアップしているか」という質問には、4人中1人以上が「何もバックアップしていない」と回答。これでは、ハードディスクが損傷を受けたり、自然災害によってパソコンが被害を受けた場合に大切な思い出を収めた写真・動画データや、お気に入りの音楽ファイルもすべて失ってしまいます。
さらに驚くべきことは、4人中3人の日本人ユーザーは「セキュリティ製品について混乱している」という事実。これは、「色々な会社が出しているセキュリティ製品の違いがわからない」「無料のセキュリティソフトと有料のセキュリティソフト、どう違うの?」「どのセキュリティソフトを使えばいいのか検討もつかない」というユーザーが多数いるということなのです!
これでは、信頼できるセキュリティソフトで個人情報やデータを守っているとはいえません! 防御力に優れているのはもちろん、快適な操作性を実現してくれるセキュリティソフトを使わなければ、“1億円”より価値のある自分のパソコンは守りきれないのです!
[提供:シマンテック]