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  5. マナー違反していませんか?知っているようで知らないメールのマナー(2/2)

4.「機種依存文字」を使わない

インターネットのメールを書くときに、「使わない方がいい文字」があるのをご存知でしょうか?メールを作成したり受信しているパソコンや携帯電話の機種は数多く、機種の相性によっては「上手く再現できない文字」というのがあるのです。それらの文字を「機種依存文字」と呼び、メールでは使わないようにするのがマナーとなっています。

「機種依存文字」のイメージ画像

半角カタカナや丸付き数字、記号などは送る相手によっては、文字化けする場合があります。

上記のように、普段使っているような文字でも「使うべきではない文字」になります。

これらの文字を使ってしまうと、メールを受信した相手がMacや携帯電話を使っていた場合、別の文字になってしまったり、文字化け(文字が正しく表示されない現象)したりする可能性があります。

5.文章を読みやすくまとめる

メールの返信で、意外な盲点が「引用」と「改行」です。[返信]ボタンをクリックすると、メールの作成画面に元のメール(引用部分)がつながって記載されています。

もちろん、「過去のやり取りを記録しておきたい」というような場合はそのままでも良いのですが、メールが続けば続く程、引用部分が長くなり、その分メールサイズも大きくなってしまいます。

そこで、相手のメールで必要な部分だけを残して、不要な引用は削除します。引用が少なければぐっと読みやすくなり、さらにメールサイズも小さくなり、スムーズに送受信できます。

引用文の下に、自分の返事を記入している画面イメージ

引用文の下に、自分の返事をつなげると、すっきりとわかりやすくなります。

皆さんは普段のメールでは1行に何文字でメールを書いていますか?

メールソフトが、Wordのように自動改行をしてくれれば良いのですが、通常は[Enter]キーを押して手動で改行するまで(もしくは、画面に収まりきるまで)1行に文字が入り続けます。

メールで読みやすい1行は諸説がありますが、大体36文字程度です。毎回文字数を数える程、神経質になる必要はありませんが、適度な位置で「改行」を入れると、文章が読みやすくなります。

マナーとは、お互いが気持ち良く過ごす「お約束」です。お互いが「読みやすいメール」を心がけると良いでしょう。

「読みやすいメール」の画面イメージ

文章が見やすいので、メールが読みやすくなります。

メールのマナー ビフォーアフター

今回ご紹介した「最低限守りたい5つのマナー」。意外に簡単なことを守るだけで、お互いに円滑なコミュニケーションができることをおわかりいただけたかと思います。マナーに気を配る一番の目的は、「相手に受け取りやすく、読みやすいメールを届ける」ということ。マナーを無視したメールと、マナーを守ったメールを見比べてみると一目瞭然ですね。

マナーを無視したメールの画面イメージ

HTML形式でサイズの大きな添付ファイル、改行もバラバラで読みにくい…これでは受け取った人が不審に思ってしまいます。

マナーを守ったメールの画面イメージ

きれいに整理されていると、読み手にとっても気持ちいいものです。少しずつでもこちらのメールに近づけたいですね。

まとめ:マナーを守って楽しくメールを使っていきましょう

メールのマナー、知っていることも知らないこともあったでしょうか?

「マナーを絶対に守らなければ相手に失礼になる」などと、あまりむずかしく考える必要はありません。お互いに、メールを使って楽しく、快適にコミュニケーションができるように心がけることが大切です。

これからも、マナーに少しだけ気を配って、メールライフを楽しんでください。