失敗写真をお気に入り写真に変える[修整編]
Windows Live フォトギャラリーには、写真を簡単に加工する機能が用意されています。もし記念写真の撮影を失敗しても、後から修整できるかもしれません。暗くなった写真や傾いた写真を調整したり、不要な背景を切り落としたりできます。
自動調整の実行だけで写真は変わる!
撮影した写真のできばえにいまいち納得がいかない場合、まずは自動調整機能を実行してみましょう。写真の明るさや色合い、傾きなどがボタンを1クリックするだけで調整できます。
調整を加えたい写真をダブルクリックします。
写真が拡大表示されます。「編集」タブで調整できます。「自動調整」ボタンをクリックします。
写真の明るさ、傾きなどがすばやく調整されます。「ファイルを閉じる」ボタンをクリックすると、調整は完了します。
もし、調整前の状態に戻したいときには、「最初の状態に戻す」ボタンをクリックします。
ノイズ、色、露出まで調整できる
自動調整を実行した後、さらに、色や露出などを個別に調整する方法があります。写真がお気に入りの一枚になるまでトコトン調整できます。
「微調整」ボタンをクリックし、右に表示される「明るさ」や「コントラスト」などのつまみを個別にドラッグして、微調整します。
見せたいところだけを切り出そう
写真を撮影したところ、背景が大きくなりすぎて肝心の被写体が小さく映ることがあります。また、背景に余計なもの写って気になるときには、見せたいところだけを切り出す「トリミング」を実行してみましょう。
一覧の写真をダブルクリックして拡大表示し、「編集」タブの「トリミング」ボタンをクリックします。
トリミングの範囲が枠線で表示されるので、切り出したい位置までドラッグ&ドロップします。周囲の□マークをドラッグすると、サイズを調整できます。
「トリミング」ボタンをもう一度クリックすると、選択範囲を切り出せます。
写真の傾きや赤目を修整しよう
まっすぐカメラを構えたつもりが少しだけ傾いていることがあります。また、フラッシュ撮影するときに人物の目が赤く映ることがあります。撮影時に起こるちょっとした問題も、調整機能で解決できます。
傾いた写真を表示します。「傾きの調整」ボタンをクリックします。
写真の傾きが自動調整され、左右が水平な状態になります。
目の部分が赤目になった写真を表示します。「赤目」ボタンをクリックし、目の範囲をドラッグします。
赤目の部分が黒くなるように自動調整されます。
みんな笑顔の写真を作ろう
家族や友達が集合した写真では、誰かが目をつぶっていたり、よそ見をしていたりすることがありがちです。「合成写真」機能を使えば、写真の一部を切りとって、別の写真に合成できるので、みんな笑顔の楽しい一枚を作ることができます。
合成したい2枚の写真を選びます。2枚の写真の左上にチェックを入れます。次に、「作成」タブの「合成写真」ボタンをクリックします。
置き換えたい写真の範囲をドラッグして選択します。もう1枚の写真のイメージが表示されるので、クリックします。
合成の結果を確認したら、「保存」ボタンをクリックします。
汚れやキズを修整しよう
レンズに付いたホコリやキズ、データのノイズなどさまざまな理由で、写真の中にちょっとした汚れをみつけることがあります。気になったら、「修整」機能で消してしまいましょう。
修整したい写真を表示します。「編集」タブの「修整」ボタンをクリックし、修整したい範囲をドラッグします。
写真が修整されて、気になる汚れが消えました。
Windows Live フォトギャラリーの操作や設定に関してご不明な点がございましたら、マイクロソフト社の下記ページをご覧ください。