富士通パソコンの場合、独自の節電機能を利用できます。ここでは、2011年夏モデルに搭載されている省電力機能を紹介します。それ以前に発売された機種につきましては、下記をご覧ください。
LIFEBOOK
「LIFEBOOK SH76/D」のACアダプタには、「ゼロワットACアダプタ」を採用しています。ACアダプタそのものが消費する待機時消費電力をカットする機能を搭載しています。「ECO Sleep」機能と組み合わせることで、シャットダウン、休止状態の待機電力をさらに低減できます。
ESPRIMO
ESPRIMOシリーズのパソコン本体には、「サービスコンセント」が採用されています。ここにディスプレイの電源プラグをつないでおけば、本体と同時に電源をオン/オフできます。タイムラグなく電源を切り替えられるので、ディスプレイの待機時消費電力はゼロです。
また、パソコン本体の背面には、「メインスイッチ」があります。帰社のときや出張など、しばらくパソコンを使用しない時間は、メインスイッチをオフにしておけば、待機時消費電力をゼロにできます。コンセントから電源プラグを抜く手間もありません。
サービスコンセントにより、パソコン本体からディスプレイの電力が供給される。
ESPRIMOシリーズのパソコン本体背面にあるメインスイッチ。しばらくパソコンを使わない時間はオフにしておこう。
ESPRIMO
ESPRIMOシリーズのディスプレイは、明るさセンサーにより、周囲の明るさに応じて明るさを調整するため、消費電力を低減できます。さらに、画面の表示内容に応じて明るさを調整する「インテリジェントオート」機能も搭載しています。
LIFEBOOKESPRIMO
FMV LIFEBOOK、ESPRIMOシリーズの2011年モデルには、「エコボタン」が搭載されています。ここをワンタッチするだけで、簡単に通常モードとエコモードを切り替えられます。エコモードでは、ディスプレイを暗くし、CD/DVDドライブの利用を停止するなどして、消費電力を下げます。
LIFEBOOK
「ECO Sleep」は、ノートパソコンにACアダプタをつないだままシャットダウンや休止状態にしたときの、待機時消費電力を低減する機能です。シャットダウンや休止状態になると、ACアダプタからの給電を止めて、内蔵バッテリからの給電に切り替わります。そして、バッテリ残量が満充電からマイナス10%になった場合に、自動的にバッテリ充電が開始となります。バッテリが満充電状態になると、ACアダプタからの電力供給は、自動的にストップとなります。
スタートメニューの「プログラムとファイルの検索」に「ECO Sleep」と入力して、起動します。「低待機モード」を選ぶと、待機時消費電力を低減できます。「パソコン節電設定」ユーティリティを導入すると、「バッテリーユーティリティ - ECO Sleep」ボタンをクリックするだけで、この画面を表示できます。
LIFEBOOKESPRIMO
「省電力ユーティリティ」や「ECO Sleep」などの設定を変更したり、機能をすばやく利用したいときには、「パソコン節電設定」ユーティリティが便利です。モードの変更や、機能の設定を行う画面をワンクリックで呼び出すことができます。利用するには、専用ソフトウェア(無償)の導入が必要です。
LIFEBOOK
夏場に電力消費量が圧倒的に増えるのは、エアコンを使う日中です。「ピークシフト」機能を使えば、電力消費量が多いこの時間帯だけ、自動的にバッテリから電源を供給するように切り替えられます。そして、電力需要が少ない時間帯に充電を行います。「ピークシフト」機能を利用するには、専用ソフトウェア(無償)の導入が必要です。
「ピークシフト設定」および「パソコン節電設定」ユーティリティを利用するには、以下のページから専用ソフトウェア(無償)をダウンロードしてインストールしてください。
(注)節電機能は、機種によって違いがあります。詳しくは次のリンク先の表をご参照ください。