
大事なメールとアドレス帳がなくなる前に!メールバックアップ大作戦(3/3)
Windows メールや、Outlook Expressのバックアップ方法について
Windows VistaやXPで利用されているWindows メールや、Outlook Expressのメールデータもバックアップが可能です。また、メールアドレスや個人情報などを入力したアドレス帳も同じようにバックアップできます。ここでは、バックアップの流れを画面で確認します。
メッセージのバックアップ
Windows メールは、[ファイル]メニューからメッセージをエクスポートすることで、簡単にバックアップできます。
[ファイル]メニューの[エクスポート]-[メッセージ]をクリックします。

「Windows メール エクスポート」が表示されます。[Microsoft Windows メール]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

メッセージの保存先を設定する画面が表示されます。[参照]ボタンをクリックして保存先とファイル名を指定します。
ここではDドライブに作成した「メールデータ」フォルダーを指定しました。[次へ]ボタンをクリックします。

「メッセージフォルダの選択画面」が表示されます。[すべてのフォルダ]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

「エクスポートの完了」と表示され、メッセージのバックアップが完了しました。
メールデータの詳しいバックアップ手順や復元する方法は、次のページを参考にしてください。
アドレス帳のバックアップ
アドレス帳も、メッセージと同じようにバックアップできます。Windows メールの画面左下の[アドレス帳]で画面上にアドレス帳データを表示します。
[ツール]メニューの[Windows アドレス帳]をクリックします。

[エクスポート]をクリックします。

「Windows アドレス帳のエクスポート」が表示されるので、[CSV (カンマ区切り)]を選択して[エクスポート]ボタンをクリックします。

「CSV のエクスポート」が表示されます。[参照]ボタンをクリックして保存先とファイル名を指定します。
ここではデスクトップに「アドレス帳.csv」と設定しました。[次へ]ボタンをクリックします。

「エクスポートするフィールドを選択してください」と表示されます。バックアップする項目をクリックでチェックを付けて、[完了]をクリックします。

「指定した場所にエクスポートされました。」と表示されたら、アドレス帳のバックアップは完了です。
アドレス帳の詳しいバックアップ手順や復元する方法は、次のページを参考にしてください。
メールデータのバックアップ
Outlook Expressでは、保存フォルダーの位置を確認して、そのフォルダー内のデータを外部メディアにコピーすることでバックアップを行います。
[ツール]メニューの[オプション]をクリックします。

[メンテナンス]タブをクリックして、[保存フォルダ]ボタンをクリックします。

保存場所が表示されるので、文字列を選択し、コピーします。

スタートボタンから[ファイル名を指定して実行]をクリックし、入力ボックスにコピーした文字列を貼り付けて[OK]ボタンをクリックします。

メールデータが保存されているフォルダーが表示されるので、すべてを選択して、バックアップ先にコピーしましょう。
メールデータの詳しいバックアップ手順や復元する方法は、次のページを参考にしてください。
アドレス帳のバックアップ
Outlook Expressのアドレス帳は、メールデータと違って、アドレス帳形式のファイルに保存することで、バックアップを行います。
[ツール]メニューの[アドレス帳]をクリックします。

アドレス帳が表示されます。[ファイル]メニューから[エクスポート]-[アドレス帳(WAB)]をクリックします。

バックアップするアドレス帳のファイルの保存先とファイル名を入力し、[保存]ボタンをクリックします。
ここでは保存先にデスクトップを指定しています。

「アドレス帳が次の場所にエクスポートされました。」と表示されたことを確認して、OKをクリックします。
アドレス帳の詳しいバックアップ手順や復元する方法は、次のページを参考にしてください
メールデータは定期的にバックアップしよう
バックアップは、「一度したから大丈夫」ではなく、必ず定期的に行いましょう。
なぜなら、バックアップをとった後に、アドレス帳の変更や新しいメールの受信をした場合、それらは当然バックアップデータには含まれず、不測の事態が発生したときに、元に戻すことはできないからです。
そこで、定期的に最新のメールデータをバックアップするようにすれば、いざというときに失うデータは最小限になります。「なくなってしまった!」と後悔する前に、バックアップする日を決めて定期的に保存をしておきましょう。
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