とっても簡単!インターネットで確定申告書作成 「平成23年版 」(2/3)
確定申告書作成のため、パソコンの準備をする
ポップアップのブロック機能に注意しよう
確定申告書の作成を始める前に、まずはパソコンの環境を整えましょう。Windows XP/Vista/7がインストールされたパソコンとInternet Explorer 6以降のブラウザーに加えて、PDFファイルの表示や印刷のためにAdobe Reader 9以降が必要になります。また、プリンターも必要です。
Adobe Readerについての情報は、こちらのQ&Aも参考にしてください。
確定申告書の途中では、ブラウザーのポップアップの許可をする必要があります。ポップアップの許可については、こちらのQ&Aを参考にしてください。
国税庁の「確定申告特集」サイトにアクセスし、基本的な情報を入力する
会社員が医療費控除を受けるケースを想定して、操作を見ていこう
準備ができたら、ブラウザーで国税庁の「確定申告特集」のサイトにアクセスし、「確定申告書作成コーナー」から確定申告書の作成を始めます。
ここでは、1つの会社から給与所得を得ている会社員が、医療費控除を受けるために確定申告をするというケースを想定して、操作を解説します。自営業では収支内訳書の作成が必要になるなど、ケースによって必要な作業は異なりますが、基本的な流れは同じとなります。まずは住所、氏名などの基本的な情報を入力します。
確定申告書の作成を開始する
国税庁のサイトにアクセスしたら[確定申告特集]をクリックします。

新しいウィンドウがポップアップして「平成23年分 確定申告特集」が表示されたら、[申告書等の作成を開始される方]をクリックします。ポップアップがブロックされた場合はポップアップを許可します。

「平成23年分 確定申告書等作成コーナー」が表示されたら[作成開始]をクリックします。

「税務署への提出方法の選択」が表示されたら[書面提出]をクリックします。
環境を確認する
「申告書等印刷を行う際の確認事項」が表示されたら、「1.ご利用のパソコンの環境(OS/ブラウザ/PDF閲覧ソフト)が以下の推奨環境を満たしている。」「2.プリンタが正しく接続されている。」のそれぞれをチェックします。次に[テストデータの表示]をクリックします。

新しいウィンドウがポップアップして、テストデータ(「国税庁HP「確定申告書等作成コーナー」のPDFファイル)が表示されました。表示を確認したら、ポップアップした新しいウィンドウは閉じましょう。

「3.テストデータの表示ボタンをクリックして、新しい画面が表示された。」をチェックし、[入力完了]をクリックします。
基本的な情報と所得のデータを入力する
「作成申告書等の選択・作成開始」が表示されたら[所得税の確定申告書]をクリックします。

「申告書選択」が表示されました。ここでは給与所得が1ヶ所であるケースを想定して[給与所得が1か所の方]をクリックします。

「申告書の作成をはじめる前に」が表示されました。「提出方法選択」で「確定申告書等を印刷して税務署に提出する。」が選択されていることを確認したら、自分の生年月日を入力し、[入力終了]をクリックします。

「給与所得」が表示されたら、あらかじめ用意していた源泉徴収票を見ながらデータを入力します。住宅借入金等特別控除がない場合は「支払金額」「所得控除の額の合計額」「源泉徴収額」の3項目と、「支払者」の情報と、「支払者(勤務先)」の所在地と名称を入力します。
入力途中のデータを保存する/作業を再開するには
入力途中の確定申告書のデータを保存しておくには、ページ下にある[入力データを保存する]をクリックします。(医療費の情報の入力中など[入力データを保存する]が表示されていない部分では、データを保存することができません)
新しいウィンドウがポップアップして[確定申告書データ保存]が表示されたら[データ保存]-[OK]をクリックし、データをダウンロードします。
ダウンロードしたデータは、「平成23年分 確定申告書等作成コーナー」で[作成再開]をクリックして読み込むことで、作業を再開できます。
「平成23年分 確定申告書等作成コーナー」で[作成再開をクリックすると、新しいウィンドウがポップアップして「本年分の保存データの読込」が表示されます。[ファイルを選択]をクリックして保存したデータを選択し、[保存データ読込]をクリックして読み込みを行い、作業を再開します。