
とっても簡単!インターネットで確定申告書作成 「平成23年版 」(3/3)
確定申告書を完成させる
各種控除などのデータを入力して、確定申告書を完成させよう
引き続きデータを入力します。ここでは医療費に関するデータを入力して、確定申告書を完成させます。
医療費など控除・経費のデータを入力する
ページを下にスクロールし[医療費控除]をクリックします。

新しいウィンドウがポップアップして「医療費控除」が表示されました。ここでは[医療費の領収書を治療ごとに入力する]を選択(クリック)します。あらかじめ明細書を作成してある場合は、[医療費の合計額のみ入力する]を選択して、合計金額だけを入力することもできます。
「医療費の領収書を治療ごとに入力する場合」が表示されるので医療を受けた方の名前、病院の名前、金額などを入力し、すべてを入力したら[入力終了]をクリックします。

「医療費控除の入力内容及び計算結果確認」が表示されました。[確認終了]をクリックします。
確定申告書の作成を続ける
医療費のデータを入力するためのウィンドウが閉じて「給与所得」に戻ります。[入力終了]をクリックします。

「入力内容及び計算結果確認」が表示されたら[確認終了]をクリックします。

「住民税等入力」が表示されました。住民税の徴収方法を指定したい場合や寄付金税額控除がある場合などは[住民税に関する事項]をクリックすると、新しいウィンドウがポップアップして関連データの入力が行えます。完了したら[入力終了]をクリックします。
住所、氏名、還付金の受取口座などを入力する
「住所・氏名等入力」が表示されたら自分の住所、氏名、電話番号、提出年月日などを入力します。

「還付について」に表示される還付金額を確認し、還付金額の受け取り方法を選択します。ここでは[ゆうちょ銀行以外の銀行等への振込み]をクリックし、受取口座の情報を入力して[入力終了]をクリックします。
確定申告書を印刷し、提出する
印刷ができたら、関連書類と合わせて郵送で提出しよう
ここまでで、確定申告書を作成するためのデータの入力は完了です。引き続き確定申告書の印刷を行いましょう。このとき、自分の住所に対応した最寄りの税務署に郵送するための宛名が、同時に印刷されます。郵送での提出を行う場合には、こちらを利用しましょう。このとき、源泉徴収票や医療機関の領収書などの書類も合わせて郵送する必要があります。必要な関連書類について詳しくは、国税庁のサイトや印刷される確定申告書の説明を参照してください。
「申告書等印刷」が表示されたら[印刷画面の表示]をクリックします。

新しいウィンドウがポップアップして「源泉徴収票などの添付書類の提出について」が表示されました。[印刷画面の表示]をクリックします。

さらに新しいウィンドウがポップアップして、確定申告書類のPDFファイルが表示されました。右クリックして表示されたメニューから[印刷]をクリックし、印刷を行います。
今年は確定申告を楽にしよう!
慣れた方法と組み合わせて申告することもできる
ここまでで、一連のインターネットでの確定申告書の作成手順を解説しました。これまで自分で手書きでの確定申告を行っていた方は、かなり作業が楽になると感じられたでしょう。
なお、収支内訳書や医療費明細書などの書類は、エクセルなど別のソフトや手書きで作成し、インターネットで作成した確定申告書を合わせて提出することも可能です。慣れた方法とインターネットを組み合わせて、楽に確定申告を済ませましょう。
複数の給与所得や雑所得などがある場合は
このページまでの作業をしていて、実は自分の給与所得が1ヶ所からではないことに気付いた方(転職をした場合、給与以外の雑所得がある場合など)は、上の画面で[入力終了]をクリックする前に[この画面で入力できない所得や控除がある方はこちら]をクリックしましょう。
新しいウィンドウがポップアップして[入力できない所得や所得控除がある方]が表示されたら、[所得・所得控除等入力画面を表示]をクリックします。すると元のウィンドウに「所得・所得控除等入力」が表示されるので、ここで別の所得や控除を入力します。入力が完了したら[入力完了]をクリックします。
「所得・所得控除等入力」別の会社からの給与所得がある場合は、[給与]をクリックしてデータを入力します。また、副業の所得などは「雑」の「公的年金等その他」をクリックして入力します。

自営業の方などで決算書や収支内訳書の作成が必要な場合は、[決算書・収支内訳書作成コーナーへ]をクリックして作成することができます。
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