インターネット詐欺に遭わないために!覚えておくべき4つのだましの手口(3/3)

詐欺の被害を防ぐ方法はあるの?

フィッシング詐欺サイトはブラウザーの設定でブロック

最初のページで解説したフィッシング詐欺のように、ユーザーをだまして個人情報を盗もうとする悪質なサイトがあります。最近のブラウザーソフトには、こうしたサイトへのアクセスをブロックする機能があります。

例えば、Internet Explorer 8や9の場合、万が一フィッシング詐欺メールを受け取って、メール中のリンクをクリックしたときも、警告画面が表示されるようになっています。

Internet Explorer 9の場合

[ツール]ボタンをクリックし、[セーフティ]を選択してから、[SmartScreenフィルター機能を有効にする]のメニューをクリックしている画面イメージ

[ツール]ボタンをクリックし、[セーフティ]を選択してから、[SmartScreenフィルター機能を有効にする]のメニューがある場合、クリックします。
現在、SmartScreenフィルター機能が有効になっている場合、[SmartScreenフィルター機能を無効にする]のメニューになっています。

次へ

[OK]をクリックしている画面イメージ

[Microsoft SmartScreen フィルター機能]画面で、[OK]をクリックします。

Internet Explorer 8の場合

[セーフティ]ボタンをクリックし、[SmartScreen フィルター機能]を選択してから、[SmartScreen フィルター機能を有効にする]のメニューをクリックしている画面イメージ

[セーフティ]ボタンをクリックし、[SmartScreen フィルター機能]を選択してから、[SmartScreen フィルター機能を有効にする]のメニューがある場合、クリックします。
現在、SmartScreenフィルター機能が有効になっている場合、[SmartScreenフィルター機能を無効にする]のメニューになっています。

次へ

[OK]をクリックしている画面イメージ

[Microsoft SmartScreen フィルター機能]画面で、[OK]をクリックします。

メールソフトで迷惑メールをフィルタリング

メールソフトの多くには、迷惑メールへの対策機能があります。メール文中にある特定の語句や、差出人の情報などから、自動的に迷惑メールを判断します。最初のページで紹介したような詐欺メールの多くも、迷惑メールとして分類されます。

ただし、すべての迷惑メールが正しく振り分けられるとは限りません。知らない差出人から届いた怪しいメールがもしあったら、すぐに削除するようにしておきましょう。

Windows Live メールの迷惑メール対策

迷惑メールと判断されたメールが[迷惑メール]フォルダーに自動分類されている画面イメージ

Windows Live メールにも、迷惑メール対策機能が搭載されています。迷惑メールと判断されたメールは、[迷惑メール]フォルダーに自動分類されます。

セキュリティソフトが入っていればもっと安心

統合セキュリティソフトには、ウイルス対策だけでなく、悪質ユーザーからの被害をブロックしてくれる機能も搭載されています。例えば、詐欺サイトへのアクセスをブロックしたり、詐欺メールを自動分類したりしてくれます。ブラウザーソフトやメールソフトの機能と組み合わせれば、より安全性を高めることができます。

もしも被害にあったらどうする?

さまざまな対策を行って注意していても、運悪く被害にあうことがあります。そうしたときには、国民生活センターなどにある、相談窓口を利用してみてください。

国民生活センターのWebサイト

国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html新しいウィンドウで表示

国民生活センターの電話番号や、居住地域にある消費者センターの連絡先について、調べられます。

警察庁サイバー犯罪対策のWebサイト

警察庁サイバー犯罪対策
http://www.npa.go.jp/cyber/新しいウィンドウで表示

警察庁サイバー犯罪対策でも、インターネットを悪用した犯罪被害の相談に乗ってもらえます。

まとめ

フィッシング詐欺や在宅ワーク詐欺などのメール、そしてワンクリック詐欺は、いずれも不特定多数を対象にしているので、基本的には無視するのがいちばんの対策です。また、オークション詐欺の対策は、相手の信頼度を見極めることが大切です。

インターネットを悪用する詐欺の多くは対策が可能です。そして、万が一被害にあったときには、国民生活センターなど問い合わせの窓口があります。インターネットで提供される便利なサービス、安全性に気をつけながら、ぜひ積極的に活用していきたいものです。

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