かさばる「紙」をデジタル化でスッキリ!最新「ScanSnap」がすごい!(1/2)
資料、ハガキ、名刺などをデジタル化できるドキュメントスキャナー「ScanSnap(スキャンスナップ)」は、書類の整理にたいへん役立つ周辺機器です。今回は2タイプの「ScanSnap」の特長と、使い方を紹介します。
公開日2013年1月6日
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年賀状や書類の整理に役立つドキュメントスキャナー
紙の内容をそのままデジタル化できる!
ドキュメントスキャナーを利用すると、さまざまな書類をスキャンして、PDF形式などのファイルとしてパソコンに取り込むことができます。必要なくなった書類を捨てる前にスキャンしておけば、もし後で必要になったときにも簡単に取り出すことができます。
そのため、思い切って書類を整理して、部屋の中や机まわりを片付けることができます。例えば、今年もらった年賀状をしまう前にすべてスキャンしておけば、後で見返したくなったときにはPDFファイルで簡単に見ることができ、しまいこんだものを取り出す手間が必要なくなります。
また、スキャンした画像としてだけでなく、書類に書かれている文字を判別することもできるため、書類の内容を検索してみつけられるようになるのも便利なところです。年賀状であれば、スキャンした中から、特定の人から届いた年賀状を検索してみつけることも可能になります(毛筆の文字など、一般的なフォントでない文字は正しく判別できないことがあります)。また、大量の書類をスキャンしたときにも、検索することで目的の書類をすぐにみつけられます。
今回は、スキャン能力が高い据え置き型の「ScanSnap iX500」と、コンパクトで持ち歩きもできる「ScanSnap S1100」の2機種を取り上げて、それぞれの特長と使い方を紹介します。
無線LAN機能などを搭載した最新の据え置き型「ScanSnap iX500」
50枚までの書類をまとめてスキャン可能
「ScanSnap iX500」は、高速なスキャン、高い画質などを実現した最新型ドキュメントスキャナーです。
「ScanSnap iX500」は、2012年11月に発売された、最新のドキュメントスキャナーです。50枚までの書類をまとめてセットし、両面を同時にスキャンすることができ、スキャンしたデータはPDFファイルなどの形式で保存できます。用紙サイズは名刺サイズから、最大でA3サイズまでに対応します。なお、A4サイズを超える大きな書類では、付属の「A3キャリアシート」を使い1枚ずつスキャンすることになります。
1分あたり25枚をスキャンできるスピードを持ち、スキャンの画質を向上させる新開発「GI」プロセッサーを搭載。USB3.0の他、無線LANによるデータ転送に対応して、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットにスキャンしたデータを転送できるなど、最新機能が詰まった製品です。
「ScanSnap iX500」は、オフィスや家に置いておいて、手紙、ハガキ、名刺、チラシ、各種資料など、たくさんの書類をスキャンしたい方に向いています。さまざまなタイプの書類を次々と効率よくスキャンできるので、書類整理を効率よく行い、気持ちよく作業ができるようになります。
コンパクトで持ち歩いても使える「ScanSnap S1100」
本体とUSBケーブルがあればどこでも使える
「ScanSnap S1100」は、コンパクトで外出先でもすぐにスキャンを開始できるのが特長です。
「ScanSnap S1100」は、350gと軽量でコンパクトなことが特長の製品です。書類は1枚ずつセットして読み込む必要があり、スキャンできるのは片面のみとなりますが、スキャンした後の処理は「ScanSnap iX500」と同様に行え、PDFファイルなどの形式で保存できます。付属の「A3キャリアシート」によってA3サイズまでの用紙に対応します。
「ScanSnap iX500」は、電源とデータを転送するUSBケーブルとで2本のケーブルを接続する必要があります。一方「ScanSnap S1100」は、USBケーブル1本で電源とデータの転送の両方ができるため、接続も持ち運びも簡単です。家だけでなく、会議やイベントの会場に持って行ってスキャンするような使い方をしてもいいでしょう。
また、コンパクトさを活かして、机のすみなどの小さなスペースに置いて、すぐに手が届くようにしておくこともできます。書類があるときに、すぐスキャンできることは大きなメリットです。
多彩な付属ソフトも活用しよう
ScanSnapシリーズには、スキャンしたファイルを編集したり管理したりするために便利な、さまざまなソフトが付属します。主なものは、名刺管理ソフト「名刺ファイリングOCR」、レシートをスキャンして金額などを読み取ることができる「やさしく家計簿 エントリー for ScanSnap」など。さらに「ScanSnap iX500」には、プロも利用するPDF編集ソフト「Adobe Acrobat X Standard 日本語版」も付属します。
「名刺ファイリングOCR」では、スキャンした名刺をデータベース化して管理できます。
「Adobe Acrobat X Standard 日本語版」では、PDFファイルのページ変更、回転、コメントの追加などの編集ができます。
「ScanSnap iX500」、「ScanSnap S1100」は、WEB MARTで販売しています。