外出先でもパソコンでインターネット!モバイルWi-Fiルーターとは?(1/2)

外出先でもインターネットに接続

薄型で軽量なノートパソコンの「ウルトラブック」や、タブレット型のパソコンは、手軽に持ち歩けることが魅力です。そして、パソコンを持ち出したら、外出先や移動中でもインターネットのサービスを利用したくなる場面が出てくるでしょう。そんなとき、「モバイルWi-Fiルーター」を使えば、どこでも簡単にインターネットに接続できます。

公開日2013年5月1日

掲載内容は公開当時のものであり、最新情報と異なる場合があります。

モバイルWi-Fiルーターってどんなもの?

モバイルWi-Fiルーターは、無線でインターネットにつながる手のひらサイズの機器です。そして、無線LANのアクセスポイント(親機)としての機能を備えています。持ち歩いているパソコンにWi-Fi機能があるなら、モバイルWi-Fiルーターを経由して、インターネットのサービスを利用できます。家庭用の無線LANアクセスポイントと同じ方法でつながるので、設定は簡単です。

パソコン→モバイルWi-Fiルーター→インターネット

どんな種類やサービスがある?

モバイルWi-Fiルーターのサービスは、携帯電話会社やデータ通信専用の会社が提供しています。モバイルWi-Fiルーターは、それぞれのサービスに対応する機種を選ぶ必要があります。また、通信速度や料金設定もさまざまなので、各サービス会社のウェブサイトなどでご確認ください。

携帯電話会社のサービス

NTTドコモ、au、ソフトバンクなどの携帯電話会社が、サービスを提供しています。最新のサービスでは、高速のデータ通信が可能なLTEを利用できます。携帯電話とセットで利用することで割引になる場合もあるので、まずは、使っている携帯電話会社のサービスを確認することをお勧めします。

NTTドコモの「HW-02E」の写真

写真は、NTTドコモの「HW-02E」(Huawei製)です。LTE 「Xi」(クロッシィ)を使用して、受信時最大112.5Mbpsのデータ通信が可能です。

サービスの例:NTTドコモ「Xiデータプラン ライト にねん」

2年間の継続利用を申し込むと、月額4,935円で使い放題になります。ただし、1ヶ月の使用データ量が上限(3GB)を超えると速度が制限されます。

データ通信専用会社のサービス

UQコミュニケーションズは、データ通信専用のサービスを提供しています。使っているのは、無線で高速インターネット接続を実現する「WiMAX」(ワイマックス)という通信技術です。
ニフティのサービス「@nifty WiMAX」のように、プロバイダーが提供するWiMAXのサービスもあるので、契約されているプロバイダーの情報も、ご確認ください。

UQコミュニケーションズの「Mobile Slim」の写真

写真は、UQコミュニケーションズの「Mobile Slim」(ネットワークコンサルティング製)です。受信時最大40Mbpsのデータ通信が可能です。

サービスの例:UQコミュニケーションズ「UQ Flat 年間パスポート」

1年間の継続利用を申し込むと、月額3,880円で使い放題になります。

「テザリング」でつなぐってどういうこと?

スマートフォンや携帯電話の中には、モバイルWi-Fiルーターと同様の機能を備えている機器があります。この機能のことを「テザリング」といいます。パソコンとスマートフォンの間はWi-Fi接続し、スマートフォンのデータ通信機能でインターネットに接続します。ただし、利用サービスによってはデータ通信量に上限が設定されていたり、データ量に応じた料金がかかったりする場合があるので、携帯電話会社との契約内容をご確認ください。

富士通のスマートフォン「ARROWS X F-02E」の写真

富士通のスマートフォン「ARROWS X F-02E」は、テザリング機能を備えていて、最大8台までの機器を同時にインターネット接続できます。

ページの先頭へ