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  5. ケーブルにさようなら!「Bluetooth」でパソコンまわりがスッキリ(1/2)

「Bluetooth」ってなに?

Bluetoothの3つの特長を知っておこう

Bluetoothは、現在のほとんどのパソコンやスマートフォンに搭載されているインターフェースですが、知らない、使ったことがないという人も多いでしょう。Bluetoothはワイヤレス接続なので、USBやヘッドホンにある接続端子がなく、外見からは接続部分が見えません。Bluetoothに対応したWindows 8では、リボンの「設定」から「PC設定の変更」をクリックして「デバイス」の「デバイスを追加」をクリックすると、Bluetoothに対応した周辺機器の利用を開始できます。

ワイヤレス接続なので、パソコンまわりのケーブルを減らして快適に使えるのが、Bluetoothの利点です。特に、持ち歩いてさまざまな場面で取り出すスマートフォンやタブレットでは、ケーブルを気にすることなく音楽を楽しんだり、キーボードを使ったりできることの利点はとても大きく、一度使ったらケーブル接続に戻りたくなくなるほどです。

その他にも、Bluetoothはユニークな特長を持っています。まずは、次の3つの特長を知っておきましょう。

Bluetooth®

1:「低消費電力」の近距離向け通信

ワイヤレス通信のための技術は、Bluetoothの他にもWi-Fi(無線LAN)など、いくつもあります。その中でBluetoothは、低消費電力であることが特長です。バッテリの消費量が少ないため、機器を小さくしたり、一度の充電で長く使えるようにしたりできます。

そのかわり、Bluetoothは比較的短い距離に限定した通信が想定されています。Wi-Fiは条件が整えば10m以上、場合によっては100m以上離れていても電波が届きますが、Bluetoothは、一般的には10m以内、機器によっては1m以内での利用が想定されています(100m以内まで電波が届く機種もあります)。

パソコンとキーボードやマウス、ヘッドフォンなどは、それほど遠く離して使うケースは想定されません。そのため、出力をおさえて近距離向けとすることで、低消費電力や低コスト化を実現し、メリットを得ることができます。

2:パソコンと周辺機器との「ペアリング」が簡単

無線通信を使うときには、機器間の接続設定が必要になります。例えば、無線LANはアクセスポイントに接続にする設定を行います。携帯電話の赤外線通信は、機器どうしを向かい合わせて通信します。

Bluetoothの場合は、接続する両方の機器で「ペアリング」と呼ばれる設定を行います。例えば、パソコンとヘッドホンを接続する場合は、パソコンのBluetoothをオンにしてヘッドホンの電源を入れ、パソコンからヘッドホンを選択します。キーボードを接続するときには、接続のための「パスコード」の入力が必要なこともあります。

周辺機器の中には、NFCという通信方式にも対応していて、周辺機器をパソコンにかざす(近づける)だけで、ペアリングができる場合もあります。設定が簡単で、また、常に向かい合わせにしていないと通信できない赤外線通信のような不便さもなく、手軽に使えることが魅力です。

パスコードを入力している画面イメージ

キーボードをペアリングするときには、表示されるパスコードを入力します。一度ペアリングすれば、次回以降の入力は必要ありません。
※表示されるパスコードは、お使いの機器ごとに違います。

3:FMV最新モデルに搭載されているのは「Bluetooth 4.0+HS」

Bluetoothの規格は、これまでに1.0〜4.0までのバージョンが発表され、通信速度やペアリングの簡単さ、省電力性などが進化してきました。

最新のBluetooth4.0は2009年に発表されたもので、大幅な省電力化が実現されているのが特長です。一方で、通信速度が速くパワフルに使えるのは、1つ前のバージョンの「Bluetooth 3.0+HS」という規格です。

最新のFMVでは「Bluetooth 4.0+HS」を搭載しています。これは、Bluetooth 4.0の省電力機器との通信も、Bluetooth 3.0+HSによる通信も両方できることが特長で、幅広いタイプの周辺機器に対応できる規格です。

「Bluetooth」の名前は北欧の英雄が由来

「Bluetooth」は、直訳すると「青歯」となります。パソコン周辺機器らしくない、とても変わった名前で、どうしてこのような名前なのか、不思議に思う方も多いでしょう。
Bluetoothの規格は北欧スウェーデンのエリクソン社で生まれました。そのとき、エリクソン社の技術者が、北欧の英雄であるデンマークの王・ハーラル1世の異名にちなんで「Bluetooth」の名前をつけました。
ハーラル1世は、10世紀のノルウェーとデンマークを交渉によって血を流さずに統一したことで知られ、ハーラル1世の名前「Harald Blaatand」から「Blaatand」を英語の音にしたものが、「Bluetooth」です。ハーラル1世は「青歯王」と呼ばれることもあります。
ハーラル1世から取られたこの名前には、乱立するコンピューターの無線通信規格を統一したい、という願いが込められています。

FMV&Bluetooth対応機器でできること

ワイヤレス接続で、パソコンまわりがスッキリ

FMVにBluetoothの周辺機器を組み合わせて使う大きな利点は、ケーブルが必要なくなってパソコンまわりが片付き、また、使いながら自由に動けるようになることです。

パソコンの前から離れて自由に使うことができる、ヘッドホンやヘッドセットなどのBluetooth周辺機器がおすすめです。

もっともおすすめの周辺機器は、ヘッドホンやヘッドセットです。音楽を聴きながら踊ったり、ヘッドセットで話しながら部屋を歩き回ったり、寝転んで音楽や会話を楽しんだりと、パソコンの前から離れて、自由に使うことができます。

Bluetoothマウスは、パソコンとの間のケーブルを気にしなくてよくなることに加えて、持ち運びもしやすくなることがメリットです。ノートパソコンといっしょに使えば、いつでもすぐに利用でき、USBワイヤレスマウスと違って、USB端子が1つ埋まってしまったり、受信機が出っぱったりすることもありません。

Bluetoothキーボードは、タブレットと相性がいい周辺機器です。いっしょに持ち歩けば、いつでもタブレットをノートパソコンのように使うことができます。

次のページでは、具体的にどのような機器があるのかを見ていきましょう。

身近なサービスにも使われる「NFC」

「NFC」とは、近距離での無線通信を行う技術の国際規格です。近距離の無線通信技術という点ではBluetoothと似ていますが、NFCの特長は、10cm程度の極めて近い距離だけで通信できる技術であることと、ICカードのような電源を持たない製品とも通信することです。例えば、ICカードを持ってNFCで通信できる距離に近づける=「かざす」だけで、通信ができます。

かざして通信する機器は、すでに日常で多く使われています。ただし、NFCではない、別の規格の場合もあります。例えばNTTドコモの「おサイフケータイ」やJR東日本の「Suica」は、まさに「かざして通信」する技術ですが、NFCではなく「FeliCa」という規格が使われています。

NTTドコモのスマートフォンが搭載する、スマートフォンどうしや家電製品にかざすことで情報のやりとりができる「かざしてリンク」には、NFCが利用されています。

Bluetoothに対応した周辺機器の中には、NFCによって簡単にペアリングを行い、その後はBluetoothで通信する機器もあります。