意外とかんたん!スマホがあればパソコンがインターネットにつながる(2/2)
テザリングするためにスマートフォンを設定しよう
ここでは、「ARROWS ef FJL21」を使って、スマートフォンの設定方法を見てみましょう。まずはスマートフォン側で、テザリングを利用可能にする設定を行います。
アプリの一覧メニューで、[設定]アイコンをタップします。
[設定]画面で、[無線とネットワーク]の[その他]をタップします。
[テザリング]をタップします。
[テザリング]画面で[Wi-Fiテザリング]のチェックをタップします。
テザリングの方法を確認します。パソコンから接続する際には、「ネットワークSSID」と「パスワード」の情報が必要です。この画面は、後から表示することができますが、パソコンで設定するときに見返しやすいように、メモを取っておいても良いでしょう。確認したら、[保存]をタップします。
ここまででスマートフォン側の設定は終わりです。続いて、パソコン側の接続設定をしてみましょう。
パソコンから接続してみよう
続いて、パソコン側の設定を確認しておきましょう。無線LANを使って、スマートフォンに接続してみます。ここではWindows 8.1の手順を確認してみます(Windows 8 でもほぼ同様の操作です)。
画面の右下にマウスポインターを移動してチャームを表示したら、[設定]アイコンをクリックします。
[ネットワーク]アイコンをタップします。先ほど確認した「ネットワークSSID」の名前が表示されていたら、クリックします。
[接続]をクリックします。
先ほど確認したパスワードを入力します。
テザリングが完了し、インターネットに接続されました。
テザリングの設定を確認するには?
もし、「ネットワークSSID」と「パスワード」の情報がわからないときには、以下の方法で確認できます。
上と同じ方法で、[テザリング]画面を開いたら、[Wi-Fiアクセスポイントを設定]をタップします。
ネットワークSSIDを確認します。[パスワードを表示する]をタップしてチェックを入れると、パスワードも確認できます。
関連リンク
外出先でネットに接続する方法いろいろ
外出先でインターネットに接続するには、「無線LANホットスポット」などと呼ばれる、公衆無線LANを利用する方法があります。喫茶店やホテルなどで「無線LAN」や「Wi-Fi」の表示を見かけることも多くなりました。ただし、誰でも無料で利用できるサービスと、あらかじめ契約したユーザーだけが利用できるサービスがあります。外出先で利用したいときには、周辺に自分が利用できる公衆無線LANがあるかどうか、インターネットなどであらかじめ確認しておくと良いでしょう。
それ以外にも、持ち歩いて利用できる無線LANルーターを使用する方法があります。
まとめ
長いメール文章をキーボードで入力したい、ホームページの写真を大きな画面で確認したいなど、外出先でもパソコンやタブレットからインターネットに接続したいときがあると思います。便利なテザリングですが、携帯電話会社との契約によっては、通信可能な容量に制限があることに注意が必要です。特に、データ量が多い動画を外出先で長時間見ることなどは、避けたほうが良いでしょう。このように注意点もありますが、スマートフォンひとつでインターネットに接続できる「テザリング」を、ぜひ活用してみてください。