パソコンを思いどおりに使えていますか?目標を持てばうまくなる!(1/2)

パソコンでやりたいこと、実現できていますか?もっと上達したい、という方も多いのではないかと思います。上達を目指すなら、なんらかの目標を持って取り組むのが近道です。

パソコンにもさまざまな資格があり、やりたいことと関係の深い資格なら、取得を目標にするのも一つの方法です。今回はそんなパソコンの資格を紹介します。何か興味のある資格があれば、取得に挑戦してみてはどうでしょうか。

公開日2014年4月23日

掲載内容は公開当時のものであり、最新情報と異なる場合があります。

資格には3つの種類がある

資格には、国家資格、公的資格、民間資格の3つの種類があります。それぞれの資格の違いについて、まずは見ていきましょう。

◯国家資格
法律に基づいて、国や国から委託を受けた機関が実施する資格です。一般的に他の資格よりもレベルは高いですが、国が認定するものなので、社会的な信用度も高くなります。就職や転職にも有利となるものが多いです。

◯公的資格
民間団体や公益法人が実施し、文部科学省や経済産業省などの官庁や大臣が認定する資格です。民間団体主催ではあるものの、信用度、知名度の高い資格もたくさんあり、取得した資格は公的に通用するものとなります。

◯民間資格
民間企業や団体が、独自の審査基準を設けて任意で与える資格です。中には国家資格や公的資格と同じくらい信用度、知名度の高いものもありますが、逆のものもまた多く、資格によって大きな差があります。

それぞれの資格のうち、よく知られているものを取り上げてみたので、参考にしてください。

民間資格を取ろう

まずは、比較的挑戦しやすい、民間資格を紹介します。民間資格とは、民間企業や団体が独自の基準で試験を行い、認定する資格です。法律の規定がなく、企業や団体が社会のニーズに即座に対応できるため、社会情勢が反映された資格であるといえます。しかし、中にはある会社の中でしか通用しないものや、社会的に評価が認められない可能性のある資格もあるので注意が必要です。

ここでは、パソコン関連の主な民間資格を5つ紹介します。

◯MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
マイクロソフトのWordやExcelといったOffice製品の利用スキルを証明する資格です。民間資格ではあるものの、マイクロソフトが認定する資格のため、世界中で通用する実践的な資格となっています。

オデッセイ コミュニケーションズのホームページ

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◯パソコン整備士検定
メーカー、ベンダーにとらわれない、コンピューターの基礎原理を学ぶ実用重視の資格です。パソコンを利用する際に起きるさまざまなトラブルに対応できる技術力だけでなく、パソコンの総合的知識、個人情報保護や情報倫理の知識を認定します。

◯インターネット検定ドットコムマスター
NTTコミュニケーションズが実施する、最新のインターネット知識や専門的な技術を持っているかどうかというスキルを認定する資格です。業種・職種を問わず、業務に役立つ資格となっています。

パソコン整備士協会のホームページ

パソコン整備士検定を実施しているパソコン整備士協会新しいウィンドウで表示のホームページです。

NTTコミュニケーションズ インターネット検定事務局のホームページ

インターネット検定ドットコムマスターを実施しているNTTコミュニケーションズ インターネット検定事務局新しいウィンドウで表示のホームページです。

◯ICTプロフィシエンシー検定試験(P検)
ビジネスシーンで要求される、ICT(情報通信技術)活用に関する知識や技能、問題解決力に至るまで、幅広い実践的なパソコンスキルを問われる資格です。パソコンに関する入門的なIT資格の1つです。

◯タイピング技能検定イータイピング・マスター
タイピング練習サービスを開発・運営するイータイピング社が実施する、IT技能の基本となる、キーボードのタイピング技能を客観的に評価する資格です。インターネットに接続されたパソコン上での受験となるため、自宅からでも24時間受験可能となっています。

自分に合った資格を探そう

「資格を取ろう!」と意気込んで勉強することはとてもすばらしいことですが、その目的や難易度はそれぞれ異なります。その資格がどんなことに役立つのか、自分のレベルに合っているのかなど、よく確認するようにしましょう。受験料などの費用についても調べておく必要があります。

また、受験するにあたり、仕事や勉学に支障をきたすことなく最後までやりとげられそうか、しっかりと見極めることも大切です。

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