PowerPoint 2003
PowerPoint 2002
PowerPoint 2000
ここではPowerPoint 2000を使って解説しています。他のバージョンのPowerPointでは、メニューの名称などが異なる場合があります。
ワードデータのインポート
ワードで作成したデータをパワーポイントに取り込むことができます。ワードで設定したアウトラインを認識し、自動的に複数のスライドができあがります。
パワーポイント2002では、スライドペインの左側に[スライド]タブと[アウトライン]タブが表示されます。手順と同じ操作をするには、[アウトライン]タブに切り替えて操作します。
ワードには「見出し1」から「見出し9」までのスタイルが用意されています。各スタイルにはアウトラインレベルが設定されています。そのため、文書内の文字列に「見出し」スタイルを設定したデータをパワーポイントに取り込むと、「見出し1」のスタイルが各スライドのタイトルになり、「見出し2」以降は各スライドの本文として表示されます。
間違った場合は?
目的と違うスライドを削除してしまった場合は、ツールバーの[元に戻す]ボタン()をクリックします。
インポートできるデータの種類
[アウトラインの挿入]ダイアログボックスの[ファイルの種類]の一覧を表示すると、ワードで作成したデータだけでなく、Webページやテキストファイルのデータがインポートできることが確認できます。作成元のアプリケーションソフトに合わせてファイルの種類を変更します。
既存のデータを有効に使おう
スライドに入力する内容が、すでにワープロソフトなどで用意されている場合には、アウトラインの挿入機能で、文字情報だけを簡単に利用することができます。ワープロソフトで入力した文字はもちろんのこと、フォントやサイズ、配置などの書式もそのままパワーポイントに取り込むこと(インポート)ができるのです。すべての文字が1枚のスライドとして、取り込まれてしまう場合もありますが、後から調整できるので心配ありません。また、ワードで作成したデータに「見出し」スタイルが設定されている場合は、自動的に複数のスライドとして取り込まれます。