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SUBTOTAL関数で小計や合計を求めよう
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表の間に小計が複数含まれ、最後に総合計を求めるような表を作成する場合に便利なSUBTOTAL関数を解説いたします。
SUBTOTAL関数で小計や合計を求めてみよう
エクセルでは、SUBTOTAL(サブトータル)関数を使って、合計や平均などの集計を行うことができます。
SUM関数で複数の小計から合計を求める場合、小計を足し合わせるか、SUM関数の引数で各小計のセルを選択しなければならず、小計の数が多くなればなるほどめんどうな操作となります。
SUBTOTAL関数を利用して小計を求めれば、単純な式で簡単に合計が求められます。
ここでは、SUBTOTAL関数の基本的な書式と機能について紹介します。
SUBTOTAL関数の書式
SUBTOTAL関数は次のように入力します。
=SUBTOTAL(集計方法,参照範囲)
SUBTOTAL関数は、参照範囲内のセルの値を「集計方法」の計算方法にしたがって集計します。
SUBTOTAL関数は、[関数の挿入]ボタンをクリックして[関数の分類]で[数学/三角]を選択すると、関数が簡単に入力できます。
また、関数ライブラリからも選択できます。
今回の例では、C列にクラスごとの合計欄があり、最後に総合計を求めるようになっています。次のように関数を入力してみましょう。
ステップアップ:集計方法って何?
SUBTOTAL関数では、引数に「集計方法」を指定します。合計の場合は「9」ですが、それ以外にも、次のような集計方法があります。
引数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|
集計方法 | 平均 | 数値の個数 | データの個数 | 最大値 | 最小値 | 合計 |
例えば、クラスの平均点を出したいときは、SUM関数を入力している場合は、すべての小計セルの関数をAVERAGE関数に変更しなければいけませんが、SUBTOTAL関数の場合、各小計の「引数」だけを「9」(合計)から「1」(平均)に変更するだけです。
SUBTOTAL関数で、各クラスの平均値を求めてみます。
SUBTOTAL関数は、表の間に小計が複数含まれ、最後に総合計を求めるような表を作成する場合に便利な関数です。小計を求めるときもSUBTOTAL関数を利用するのがポイントになります。引数を変更すれば、平均値や最大値なども簡単に計算できるので値の集計に利用すると便利な関数です。
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