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HLOOKUP関数で横長の表からデータを取り出してみよう!
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縦長の表からデータを取り出すVLOOKUP関数ほど出番はないですが、覚えておきたい横長の表からデータを取り出すHLOOKUP関数をご説明いたします。
HLOOKUP関数で横長の表からデータを取り出す
HLOOKUP(エイチルックアップ)関数を利用すると、横長の表の値を参照し、検索値と「同列の指定した行数のデータ」を取り出すことができます。
VLOOKUP関数は縦長の表から検索値と同行の指定した列数のデータを取り出すことができますが、表が横長の場合(指定する値が横に並んでいる場合)はHLOOKUP関数を利用します。
ここでは、HLOOKUP関数の基本的な書式と機能について紹介します。
HLOOKUP関数の書式
HLOOKUP関数は次のように入力します。
=HLOOKUP(検索値, 範囲, 行番号, 検索方法)
HLOOKUP関数は、「検索値」に入力された値を「範囲」の中から探し出し、検索値に対応する範囲の行数のデータを表示させることができます。
HLOOKUP関数は、横長の表からデータを取り出す関数です。この関数は、[関数の挿入]ボタンをクリックして[関数の分類]で「検索/行列」を選択すると、簡単に入力できます。
また、関数ライブラリからも選択できます。
今回の例では、セルB3~G4に「範囲」となる表が入力されています。納品データとして、C列8行目以降に納品先Noを入力すると、対応するD列に納品先名が表示されるようにHLOOKUP関数を入力してみましょう。
ステップアップ:HLOOKUP関数で検索値がない時に表示されるエラー「#N/A」を消すには?
HLOOKUP関数やVLOOKUP関数が入力されたセルは、検索値が入力されていないと
「#N/A」のようなエラーが表示されてしまいます。
このエラーが表示されないようにするには、IF式をネスト(組み合わせ)して、次のように式を作成します。
=IF(C8="", "", HLOOKUP(C8, $B$3:$G$4, 2, FALSE))
参照値のセルC8が「空白("")」だったらセルに何も表示せず、入力があればそれに応じたHLOOKUPの式の結果を表示します。
HLOOKUP関数は、横長の表を参照し、検索値に該当する範囲の指定した行数の値を求める関数です。
参照する表があまり大きくなく、横長に配置できるようであれば、日々のデータの入力をする表の上に配置しておけば、参照するときも分かりやすく入力のミスを防ぐことができます。
また、IF関数をネストすると、検索値が入力されていなくてもエラーが表示されません。
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