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DATE関数で日付を表示しよう!

日付と時刻2022年9月20日
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DATE関数の使い方を説明しているイメージ

エクセルで年月日が別々のセルに入力されている値を、日付として一つのセルに表示させることができます。

DATE関数で日付を求めてみよう

エクセルでは、DATE(デイト)関数を使って、日付を求めることができます。
エクセルの日付は「シリアル値」という値で管理されています。シリアル値は、1900年1月1日を「1」として、そこから日付が増えるごとにシリアル値も1ずつ増えていきます。

シリアル値の例:
1900年1月2日のシリアル値は「2」
2011年4月1日のシリアル値は「40634」
(1900年1月1日から4万日以上がたっているということになります。)

エクセルでは、1つのセルに「1980/2/25」と入力すると、それが自動的に日付と認識され、シリアル値に変換されます。
ところが、セルを分けて「1980」、「2」、「25」と入力すると、それぞれ単独の数字として認識されてしまいます。
そこで、DATE関数を利用して、各セルに分断されている数字を日付のシリアル値に変更します。

ここでは、DATE関数の基本的な書式と機能について紹介します。

DATE関数の書式

DATE関数は次のように入力します。

=DATE(年,月,日)

DATE関数の引数(カッコ内)に、「年」、「月」、「日」を指定すると、その値がシリアル値に変換されます。

今回の例では、B列に「年」、C列に「月」、D列に「日」が入力されています。E列にそれぞれの値を参照したDATE関数を入力してみましょう。

セルE4をアクティブにしている画面イメージ

1DATE関数を入力するセルE4をアクティブにします。

[数式]タブの[日付/時刻]の[DATE]をクリックしている画面イメージ

2[数式]タブの[日付/時刻]の[DATE]をクリックします。

[関数の引数]で「年」に「B4」、「月」に「C4」、「日」に「D4」のそれぞれのセル名を入力して[OK]をクリックしている画面イメージ

3[関数の引数]で「年」に「B4」、「月」に「C4」、「日」に「D4」のそれぞれのセル名を入力して[OK]をクリックします。

オートフィルで関数の式を下のセルにコピーしている画面イメージ

4オートフィルで関数の式を下のセルにコピーします。日付が入力できました。

ステップアップ:日付を和暦で表示するには?

DATE関数で求められたシリアル値は、自動的に「短い日付形式」という書式で表示されますので、書式を変更すればさまざまな表記が可能です。

ここでは、DATE関数で求めた日付の書式を変更してみましょう。

書式を設定したい範囲を選択して、[ホーム]の[表示形式]-[標準]を選択している画面イメージ

1書式を設定したい範囲を選択して、[ホーム]の[表示形式]-[標準]を選択します。シリアル値が表示されました。

書式を設定したい範囲を選択して、[ホーム]の[表示形式]-[長い日付形式]を選択している画面イメージ

2書式を設定したい範囲を選択して、[ホーム]の[表示形式]-[長い日付形式]を選択します。「年」「月」「日」が加わった表記になりました。

書式を設定したい範囲を選択して、[ホーム]の[表示形式]-[その他の表示形式]を選択している画面イメージ

3書式を設定したい範囲を選択して、[ホーム]の[表示形式]-[その他の表示形式]を選択します。

カレンダーの種類を[和暦]にして、種類を選択し、[OK]をクリックしている画面イメージ

4カレンダーの種類を[和暦]にして、種類を選択し、[OK]をクリックします。

日付が和暦で表示されている画面イメージ

5日付が和暦で表示されました。

DATE関数は、日付のシリアル値を求める関数です。
シリアル値を求めることで、日付の表示形式を見やすく変更できます。
また、数多くの表示形式から目的に合った書式を選ぶことができます。
セル1つ1つに入っていた「値」を日付として認識させたいときに利用してみてください。

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