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COUNTIF関数で条件にあうデータを数えてみよう
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エクセルで「COUNTIF関数」を使って、条件ごとにセル数を数える方法を解説いたします。
COUNTIF関数で条件にあうセル数を数える
エクセルでは、「COUNTIF(カウントイフ)関数」を使って、条件にあったセルを数えることができます。
例えば
・クラスやグループごとの参加者の人数を求めたい
・地域ごとにいくつセルがあるか数えたい
・特定の点数以上の人数を求めたい
など、COUNTIFでは、条件にあったセルの数を求めることができます。
ここでは、COUNTIF関数の基本的な書式と機能について紹介します。
COUNTIF関数の書式
COUNTIF関数は次のように入力します。
=COUNTIF(範囲,検索条件)
COUNTIF関数は、「検索条件」にあった値を「範囲」の中からみつけ、それに対応するセルの数を数えます。 関数を入力するときは、[関数の挿入]ボタンをクリックして[関数の分類]で[統計]を選択すると、COUNTIF関数が簡単に入力できます。
また、[関数ライブラリ]からも選択できます。
今回の例では、セルG4に地域別のセル数を表示するセルがあります、COUNTIF関数でC列の地域を「範囲」に指定します。セルを下にコピーしたときに範囲がずれないように、「$C$4:$C$23」のように「絶対値指定」(注)をしておくと便利です。さらに、F列を「検索条件」として、次のように関数を入力してみましょう。
(注)絶対値指定については、下記ページにて説明しています。
ステップアップ:記号や数値を利用して条件設定してみよう
COUNTIF関数の「検索条件」は、文字だけでなく数値を利用することもできます。
「>=(以上)」「<=(以下)」などの記号のうしろに数字を入力すれば、点数に応じたセル数を数えることができます。
COUNTIF関数は、検索条件にあったセル数を範囲から求める関数です。検索条件は、文字列でも数値でも設定できます。COUNTIF関数を使えば、目視で数えていたのではミスをしてしまうような多くのデータの中から、検索条件に合致したセル数を瞬時に求められます。
ステップアップ2:複数条件を設定するには?
先ほどのクラス別成績表は全体で90点上の人数、50点以下のの人数を数えました。
これをクラスごとに数えたい場合、COUNTIFS関数を使うとあっという間に集計できます。
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引数を下記のように入力して、[OK]ボタンをクリックします。
ここでも数式をコピーしたいので、上記のように絶対参照と複合参照にします
検索条件範囲1 $A$4:$A$18 ← セルを絶対参照 検索条件1 $E4 ← 列だけを絶対参照 検索条件範囲2 $C$4:$C$18 ← セルを絶対参照 検索条件2 F$3 ← 行だけを絶対参照
COUNTIFS 関数は、複数の範囲のセルに条件を適用して、すべての条件が一致するセルの個数を返す関数です。 COUNTIFS 関数を使えば、目視で数えていたのではミスをしてしまうような多くのデータの中から、 複数の検索条件に合致したセル数を瞬時に求められます。
※相対参照、絶対参照、複合参照の違い
A1に入力された以下の式を、C3にコピーすると、以下のように相対セルは参照先が変更されます。
参照の種類 | A1 コピーする数式 | → | C3 コピー後の数式 | |
---|---|---|---|---|
相対参照列と相対参照行 | =A4 | → | =C6 | 相対参照 |
絶対参照列と絶対参照行 | =$A$4 | → | =$A$4 | 絶対参照 |
相対参照列と絶対参照行 | =A$4 | → | =C$4 | 複合参照 |
絶対参照列と相対参照行 | =$A4 | → | =$A6 | 複合参照 |
セル参照の種類を変更するにはダイレクトに$を入力することも可能ですが、ショートカットを覚えておくと便利です。 数式が入力されているセルを選択し、数式バーで、変更する参照を選びます。[F4]キーを押して、参照の種類を切り替えます。 [F4]キーを押す回数で参照の種類が変わります。
F4 を1回 | $A$4 | 絶対参照 |
F4 を2回 | A$4 | 絶対参照行 |
F4 を3回 | $A4 | 絶対参照列 |
F4 を4回 | A4 | 相対参照 |
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