パソコン本体やキーボードなどの装置全般のことをハードウェアといいます。
突然の故障や性能低下を予防するために、定期的にハードウェアのメンテナンスをしましょう。
富士通ハードウェア診断ツールを使用して、お使いの機種に搭載されているCPU、メモリ、ディスプレイ、ハードディスク、CD/DVD、フロッピーディスク、キーボード、マウスに異常がないかどうかを診断できます。
修理対応期間は、製造終了後6年間です。修理対応期間が終了しているパソコンは、万が一、故障した場合や部品の交換が必要な場合でも、保守用部品がないため、対応できない場合があります。ご利用のパソコンの保守終了期間をチェックしましょう。
パソコンは、静電気を帯びやすいため、ホコリを引きつけてしまい、本体上面と背面の部分にホコリがたまりやすくなっています。またパソコンは、CPUや電源ユニットを冷却するために外気を取り入れるので、吸気口やCPU冷却ファンなどのあたりにホコリがたまりやすくなっています。ホコリがたまるとパソコンの熱が内部にたまりやすくなって、パソコンの動作が遅くなる場合があります。お使いの機種のマニュアルなどを参考にしてパソコンのホコリを掃除しましょう。
パソコン内部にたまったホコリが気になる場合は、「PC引取点検サービス」をご利用ください。
「PC引取点検サービス」では、日常お手入れできないパソコン内部のホコリを取り除く清掃を行います。
※富士通個人向けパソコンが対象です。
※保守終了期間が終了しているパソコンは、「PC引取点検サービス」の申込み対象外です。
パソコンの動作が遅いと思ったら、「タスクマネージャー」の「パフォーマンス」タブを使うと、CPUの使用率を確認できます。CPUの使用率が、常に100%に近い場合は、パソコンの性能の限界まで働いています。同時に利用しているソフトウェアの数を減らすなどしてパソコンの負荷を減らしましょう。
複数のセキュリティソフトが稼動していると、その分パソコンの負荷が増えて動作が重くなります。もし、セキュリティソフトを複数稼動していたら一つにしましょう。
インターネットをみているだけなのに、すぐにCPUのファンがブーンと回転してうるさく感じる場合は、CPUのパフォーマンスを調整してください。空冷用ファンが回転を始めるタイミングを遅らせることができます。
ハードディスクの空き容量が少ないと、パソコンの動作が遅くなる場合があります。「コンピューター」ウィンドウで、パソコンの使用領域を示すゲージを確認し、空き容量が不足している場合は、ディスククリーンアップなどのツールを使って、空き容量を増やしましょう。
シリーズ | 詳細情報 |
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LIFEBOOKシリーズ | おすすめノートブックの詳細な性能 |
ESPRIMOシリーズ | おすすめデスクトップの詳細な性能 |
ハードディスクの代わりにSSDを搭載するパソコンも増えてきました。SSDは、ハードディスクの約3倍、高速なデータの読み書きができる記憶装置です。データ量や使用環境などによる違いはありますが、SSD搭載パソコンは、パソコンの起動やデータの処理などが、ハードディスク搭載パソコンよりも、体感で感じられるくらい高速になります。
特集あなたはどっちを選ぶ?「速くて静かなSSD」vs「大容量で安いHDD」パソコンを使用していると、ハードディスク内のファイルが分散する「ファイルの断片化」が発生し、ファイルの読み込みなどのアクセス速度が低下することがあります。そのときは、ディスクデフラグを実行すると、ハードディスクの断片化したファイル構造が最適化され、アクセス速度の低下を改善できる場合があります。
※SSDをご利用の場合は、頻繁なデータ書込み・書き換えを行うと寿命が短くなります。ディスクデフラグはしないようにしてください。
パソコンのメモリが不足すると、パソコンの動作が極端に遅くなる場合があります。「タスクマネージャー」の「パフォーマンス」タブを使うと、メモリの使用率を確認できます。メモリの使用率が、常に100%に近い場合は、パソコンの性能の限界まで働いています。パソコンの設定変更やメモリの増設で、パソコンの負担を軽減しましょう。
シリーズ | 詳細情報 |
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LIFEBOOKシリーズ | おすすめノートブックの詳細な性能 |
ESPRIMOシリーズ | おすすめデスクトップの詳細な性能 |
最近は、DDR4 SDRAMメモリを搭載したパソコンが登場しています。DDR4 SDRAMは、以前のDDR3 SDRAMと比較して、約2倍のデータ転送速度があります。買い替える際は、メモリの容量だけでなく、メモリの種類もチェックしましょう。
デスクトップに表示される時計は、マザーボードにある電池を利用しています。この電池が消耗してくると、パソコンの時刻と実際の時刻が合わなくなる場合があります。気になる場合は、パソコンの日付と時刻を、インターネット時刻サーバーと同期させることで解消しましょう。
バッテリは消耗品で、長期間使用すると充電能力が低下します。充分に時間をかけて充電したにもかかわらず、バッテリの駆動時間が極端に短くなった場合は、バッテリが寿命に達した可能性があります。
シリーズ | 詳細情報 |
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LIFEBOOKシリーズ | おすすめノートブックの詳細な性能 |
Windows 10以降、標準機能として、「バッテリー節約機能」が搭載されています。設定した残量になると画面の明るさを下げ、バックグラウンドで実行しているアプリの動作を制限することができます。今までより何時間も使える時間が長くなる、といったような劇的な効果は期待できませんが、性能をほとんど犠牲にすることなく、利用時間が延ばすことができます。
ACアダプタ・電源ケーブルの外観で、ケーブルが切れていたり、ねじれていたりといった異常が見られる場合は、パソコン本体に電源を供給できていても、故障や事故につながる恐れがあります。
ACアダプタ内部の断線が気になる場合は、「PC引取点検サービス」をご利用ください。
「PC引取点検サービス」では、ハードウェア点検にて、ACアダプタに断線がないかをチェックします。
※富士通個人向けパソコンが対象です。
※保守終了期間が終了しているパソコンは、「PC引取点検サービス」の申込み対象外です。
電源プラグがコンセントにしっかりささっていなかったり、電源プラグにホコリが溜まっていたりすると、思わぬ事故が発生することがあります。ホコリを取り除き、電源プラグはコンセントにしっかり接続してください。
パソコン内部にたまったホコリが気になる場合は、「PC引取点検サービス」をご利用ください。
「PC引取点検サービス」では、日常お手入れできないパソコン内部のホコリを取り除く清掃を行います。
※富士通個人向けパソコンが対象です。
※保守終了期間が終了しているパソコンは、「PC引取点検サービス」の申込み対象外です。
ディスプレイに、ホコリや指紋がつくと画面が見づらくなります。定期的に、乾いた柔らかい布(OA クリーニング用のクロスや不織布など)か、メガネ拭きで、液晶ディスプレイの汚れを拭き取りましょう。
普段の画面のお手入れは、通常はホコリを落とす程度で十分です。このとき、ティッシュペーパーやタオルなどを使うと、細かい糸くずなどが残ってしまいます。クリーニングクロスを使えば新たなホコリは出ませんので、掃除したのに余計にホコリが目立つようになった、などということもありません。あまり余計な力を入れてこすったりすると、コーティング層が剥がれることがあるので、やさしく拭いてあげましょう。
キーボードのインジケーターランプ、デスクトップ画面の右下の言語バーの状態を携帯電話やスマートフォンなどのカメラで撮っておきましょう。「日本語の入力中に、突然入力モードが切り替わってしまった」「日本語が入力できなくなった」といったトラブルが起きた場合に、以前の状態と比較することでトラブルの早期解決に役立つ場合があります。
キーボードやマウスなど、普段手に触れて使う入力機器はとても汚れやすいものです。キーボードやマウスの汚れは、乾いた柔らかい布(OA クリーニング用のクロスや不織布など)で軽く拭き取りましょう。汚れがひどいときは、水または中性洗剤を含ませた布を固く絞って、拭き取ります。中性洗剤を使って拭いた後は、水に浸した布を固く絞って、中性洗剤を拭き取ってください。また、拭き取るときは、内部に水が入らないように、充分注意しましょう。
ワイヤレスキーボード/ワイヤレスマウスは電池で動作します。電池が消耗すると無線信号を正しく発信できなくなるため、ワイヤレスキーボード/ワイヤレスマウスの反応が遅くなったり、正しく動作しなくなったりすることがあります。定期的に新しい電池に入れ替えましょう。