ホームページを見たり、メールをしたりするときに、インターネットを利用します。
コンピューターウイルスの感染被害や、ホームページの表示トラブルを予防するために、定期的にメンテナンスしましょう。
世の中には、ソフトウェアの脆弱性(セキュリティ上の問題)を悪用したコンピューターウイルスなどが多く存在します。これによって、パソコンをご購入時のまま使用していると、コンピューターウイルスなどに感染してしまう危険性があります。パソコンを安全にお使いいただくために、定期的にソフトウェアのアップデートをしましょう。最新のアップデート情報は、「ウイルス・セキュリティ情報」ホームページでご確認いただけます。
Windows 10以降、Windows Updateが完全自動更新になりました。従来バージョンでは、「Windows Updateによる自動更新を無効にする」を選択してしまうと、更新プログラムの適用を忘れてしまうリスクがあったのですが、Windows Updateの適用方法を「自動(推奨)」と「再起動の日時を設定するように通知する」のみになりました。
Windowsにはバージョンごとにサポート期間が設定されています。OSのサポートが終了すると、新しいセキュリティ更新プログラムが提供されなくなり、コンピューターウイルスに感染したり、不正アクセスを受けたりする危険性が大幅に高まります。OSのサポート期間が終了したら、最新のOSが搭載されたパソコンに乗り換えましょう。
セキュリティ対策ソフトとは、コンピューターウイルスなどからパソコンを守るためのソフトウェアのことです。
セキュリティ対策ソフトの使用期限が切れている場合は、コンピューターウイルスに感染しやすくなるため、更新しましょう。
セキュリティ対策ソフトは、パソコンがコンピューターウイルスに感染しているかどうかをチェックできます。もし、コンピューターウイルスに感染していた場合は、情報漏えいなどの被害にあう危険があるため、定期的に実施しましょう。
無線LANの暗号化方式には大きく分けて、WEP、WPA、WPA2の3種類あります。このうち、WEPは、無線LANの世界で最初に登場した暗号化方式で、いくつかのセキュリティ上の欠点が見つかっています。WEPをご利用されている場合は、他の適切な暗号化方式に切り替えましょう。また、無線LANをご利用で、ルーターの管理画面の認証ID/パスワードを、初期値から変更せずにご利用されている場合は、パスワードを変更しましょう。
公衆無線LANを利用する場合は、アクセスポイントによっては、データを覗き見されたり、他のパソコンからウイルスを感染させられたりする危険性があります。事前に、できるだけ安全なアクセスポイントを利用するとともに、OSやソフトに最新のセキュリティ更新プログラムを適用し、脆弱性対策を行っておくことと、ファイアウォールの設定やネットワーク共有の設定を制限するなど、セキュリティを高めた設定で使いましょう。
同じパスワードを長く使い続ければ、それだけ破られる危険は高くなります。気づかないうちにパスワードが漏えいしていた場合、変更までの間、不正アクセスの被害に遭ってしまう危険もあるため、定期的に変更するようにしましょう。
また、パスワードを設定する場合は、他の人に推測されやすいものは避けましょう。
OSやセキュリティソフトを最新にしても、ホームページに表示された不正広告をうっかりクリックしてしまって、コンピューターウイルスに感染してしまう場合があります。怪しい広告はクリックしないようにしましょう。
OSやセキュリティソフトを最新にしていない場合は、ホームページを表示しただけで、コンピューターウイルスに感染してしまう場合があります。ソフトウェアは最新の状態にしておきましょう。
最新のOSには「Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)」が標準のブラウザーとして搭載されています。広告やメニューを非表示にして本文など重要な部分のみを見やすく表示する「リーディングモード」機能で、広告にわずらわされることなく、読みたい記事だけを読むことができます。
富士通Q&A[Microsoft Edge] リーディングモードについて教えてください。「Microsoft Edge」は、脆弱性(セキュリティの弱点)の原因になり得る古い機能・技術のサポートを打ち切ったため、脆弱性攻撃を受けるリスクが軽減します。また、「Microsoft Edge」は、OSの一部として設計されているIntetnet Explorerと異なり、独立したアプリとして開発されているため、訪問するすべてのWebページを保護された領域で開くことができ、セキュリティを確保できるのも特長です。
オンラインショップを使ったお買い物は便利ですが、中には実在するショップサイトを模倣したり、ブランド品販売業者などを装ったりして代金をだまし取る「偽サイト」というものがあります。インターネットでショッピングする際は、信頼できるショップを利用しましょう。
富士通通販「WEB MART」は、当社が運営するショッピングサイトです。安心してショッピングをお楽しみいただけます。
インターネットが正常に利用できているときに、ネットワーク機器のインジケーターランプの状態を、携帯電話やスマートフォンなどのカメラで撮っておきましょう。後でインターネットに接続できなくなったなどのトラブルが起きた際に、以前の状態と何が違うのかを比較できるため、トラブルの早期解決に役立つ場合があります。
ブラウザーを起動してからページが表示されるまでに時間がかかる場合は、スタートページを変えてみましょう。
ホームページの表示に時間がかかると感じた場合は、インターネット一時ファイルや、ブラウザー拡張機能が原因の場合があります。インターネット一時ファイルの削除や、不要なアドオンを無効にして改善されるか試してみましょう。
インターネットの回線によっては、ホームページの表示に時間がかかったり、頻繁にインターネット回線が切断したりする場合があります。パソコンの設定で改善する場合もありますが、改善しない場合は、ご契約のプロバイダーに確認しましょう。また、無線LANをお使いの場合は、無線LANの親機の設置場所を変えたり、40MHz帯域幅システムを利用したり、無線LANから有線LANに切り替えたりすると改善する場合があります。
インターネットに接続中、通信が遅くなったり途切れたりする原因の一つに「電波干渉」があります。パソコンや周辺機器の無線接続には、2.4GHz帯という電波の帯域が一般的に使われています。2.4GHz帯は、電子レンジなどの家電製品にも使われているため、電子レンジの電波と無線の電波が干渉すると、接続速度が落ちるなどの影響が出る場合があります。接続状況が良くないと感じたら、アクセスポイントを置く場所を変更してみましょう。
特集Wi-Fi?Bluetooth?覚えておこう無線の種類(1/2)2009年春モデル以降で、インテル社製の無線LANドライバーを搭載している機種の場合、ご購入時の状態ではIEEE802.11nの20MHz帯域幅システム(HT20)が有効になっています。このため、40MHz帯域幅システム(HT40)を有効にすることで、通信速度が改善する可能性があります。
富士通Q&A[無線LAN] IEEE802.11nで接続しているのに通信速度が出ていません。(2009年春モデル以降)Windows 10搭載機種では、インテル社製の無線LANドライバー、インテル社製以外の無線LANドライバーのどちらも、HT40は購入時の状態から有効です。設定を変更する必要はありません。
シリーズ | 詳細情報 |
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LIFEBOOKシリーズ | おすすめノートブックの詳細な性能 |
ESPRIMOシリーズ | おすすめデスクトップの詳細な性能 |
最新のパソコンでは、従来の「IEEE 802.11n」よりも通信速度が速い「IEEE 802.11ac」に対応している機種があります。無線接続に、5GHz帯が使われているので、電子レンジなどの家電製品との干渉にも強いといった特徴があります。
富士通WEB MARTギモン解決!無線LANミニ知識・基礎編迷惑メール(スパムメール)などの不要なメールがたまってくると、メールボックスを圧迫したり、メールソフトの起動が遅くなったりします。また、迷惑メールの中には、読んだ人を焦らせて詐欺やウイルス感染などの被害をもたらすものもあります。メールソフトの設定で改善される場合もありますが、改善されない場合は、ご契約のプロバイダーに確認しましょう。